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子育てを始めると、親自身の幼い頃から抱えてきた苦しい気持ちが、
再燃してしまうことがあります。私たちの心の中には、理性という“大人の私”と、
感情という“小さな子どもの私”、2人の私が住んでいると考えると分かりやすいでしょう。
だれしも子育てを始めると、“小さな子どもの私”が抱えてきた寂しさ・苦しさなどが、
長い時を経て、再び浮き上がってきてしまう傾向があります。
わが子の気持ちを受けとめようとする時、「ずっと黙ってガマンしてきた私の言い分を、先に聞いてよ!」と、 “小さな子どもの私”が主張し始めるからです。近年、インナーチャイルドやトラウマに関する本がたくさん出版され、 こういった心のメカニズムが注目されるようになってきました。 こうしたことに気づき、「私は寂しい気持ちを抱えながらも、一生懸命やってきたのだ!」 「私が苦しんできたのは、私自身のせいではなかったのだ!」と心が解放されると、 生きていく元気を取り戻すことができます。親から愛されなかったという寂しさを知っているからこそ、 家族というもののありがたさ、かけがえのなさが身にしみて感じられる。そういう人もたくさんいるのです。 過去を振り返ることによって、過去からのしがらみから自由になり、 現実と向き合う力が出てくるのだったら、過去を振り返る価値はありそうですね。 でも逆に、「親から愛情を受けずに育った人はわが子を愛することができない」とか、 「親から虐待を受けた人は、自分の子どもを虐待してしまう」とか・・・。 過去を振り返ることによって、よけいに過去に縛られ、 現実を生きていく元気が失われていくのなら、過去にはサヨナラする必要があります。 あなたにとって大切なのは、今の生き方を充実させていくこと、 未来に向かって歩んでいくことなのです。いつまでも、過去の奴隷になっている必要はありません。 そして、今のあなたには、それが可能なのです。 お母さんになつかない子って、意外にも、とっても“お母さん思い”。 お母さんがストレスでいっぱいだと、「手をわずらわしてしまうのは悪い」と、 お母さんに遠慮してしまうことがあるのです。そんな時は、「子どもを愛してあげなくっちゃ」と焦るより、 「子どもに甘えさせてもらう」つもりでいると、親子関係のギクシャクが不思議と解消されていくものですよ。 父母の愛情を知らずに育ったというあなたの生い立ちは、“欠点のある生い立ち”などではありません。 逆境にもかかわらず、ここまで一生懸命にやってきた、生き抜いてきたということは、むしろ誇るべきこと。 あきらめないでやってきた“栄光の歴史”として、どうぞ胸を張って歩んでいってくださいね。 ぴっかりさんに、子育ての悩みを相談したい!という方は
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