育児の専門家ぴっかりさんが、子育ての悩みにお答えします。
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ぴっかりさんのすくすく道場

18.兄弟げんかに私自身、消耗してしまいます

ともさんからの相談 1歳6ヶ月と3歳5ヶ月の男の子2人
弟げんかに私自身消耗してしまいます。 私は一人っ子で育ったので、けんかというものにどう対応していったらいいかわかりません。

いちいちクチを出すのも…と思い、辛抱強く見守っていましたが、ある時、 弟が棒で兄を激しくぶつところを目撃し、棒を取り上げ、ぶってしまいました。 「どう?ぶたれたら痛いのよ!お兄ちゃん、かわいそうよ!」と言いながらも、 自分のやったことに対して衝撃というか嫌悪を感じ、泣き出してしまいました。

両親の夫婦喧嘩のジャッジをしてきた私は、兄弟げんかは見るのも嫌なのですが、 毎日のことなので、たとえ静観していても消耗してしまいます。かといって、 どう関わっていいのかもわかりません。

とりあえず「やめなさい。こっちのおもちゃであそんでみよう?」とさりげなく誘導するのですが、 長男は意地を張って「やだ!」とつっぱねます。次男は言って聞かせてもにやっと笑い、 再度同じことを繰り返したり…。

両方とも保育園に行っていないので、パパの帰りをうらめしく待つ毎日です。 もっとも、午前中はサークルに行ったり、買い物や公園に連れ出しては、 子供たちを疲れさせているのですが、運動量が足りないのかしら…。もう精神も体もバテバテです。

効果的な叱り方、褒め方、タイミング等、アドバイスをお願いいたします。
ぴっかりさんからのアドバイス
元気な男の子だなあ…なんて、言っていられないような状況みたいですね。 うちは女の子2人だったので、こんな兄弟バトルはなかったのですが。

ただ、それでも姉妹ゲンカはしょっちゅう。上の娘が小さい頃は、 超イジワル姉ちゃんで、なにかにつけて妹に難癖をつけていました。 妹は、じっとそれに耐えているのですが、ついにガマンができなくなると、 ワ〜〜〜ン!と泣き、私の所へ飛んできて、「パパのバカ!」と言ったかと思うと、 私のことを叩こうとするのです。

お姉ちゃんに逆らうと怖い。でも、悔しい気持ちを自分だけでは処理できない。 そこで、「お姉ちゃんのバカ!」という気持ちを「パパのバカ!」という形で表現し、 私に慰めを求めてきたのです。だからこんな時は、抱きしめて、 「お姉ちゃんにイジワル言われていやだねえ」と声をかけてあげると、 泣き声が大きくなり、大当たり!という感じでした。

でも、一通り泣き終え、落ち着くと、また姉と遊ぼうとしたがるのです。 この経過を「まずい!」と思いながら、神妙な顔で見守っていた上の娘。 妹が戻ってきたことにホッとし、一生懸命、お愛想を使っていました。笑っちゃいますねえ。 子ども同士ってケンカもありますが、仲直りも早い。 大人の考えている善悪とはちょっと違うルールが、子ども同士にはあるみたいですね。

話は変わりますが、私は格闘技のTV番組が大好きです。つい夢中になっている私を見て、 女房は「どこが面白いのかさっぱりわからない!」と言います。周囲の人にも聞いてみましたが、 格闘技にひかれるのは圧倒的に男性の方が多いようです。 幼稚園での男の子の遊びも、戦いごっこが主流だとか。わかるような気がします。

先日の子育て相談で、男の子とじゃれ合い遊びをしているうちに、戦いごっこになりました。 普段、戦いごっこをやり慣れている子どものようで、程度をわきまえて上手に遊べます。 お互い、蹴りやパンチを繰り出すのですが、決して本気にはなりません。 ただし「くそ〜〜〜〜!」とか、声だけは迫力いっぱい。なかなか楽しめました。

とはいえ、パンチや蹴りを手で受けたりすると、お互いけっこう痛いもの。 でも、これもまた面白く、私もずいぶん発散できました。終わった後、 「あ〜、おもしろかった!」と言い合う男の子と私。2人とも、 手足のあちこちが少し赤くはれていましたが。そんな2人をお母さんは、 「なにがおもしろいんだか…」という感じの呆れ顔で見ていました。 こんなおバカな楽しみは、男の子の世界だけかもしれません。

「ケンカのような遊び」というのが、子どもの世界にはあるようです。 もちろん、遊びが本当のケンカに発展する場合もあるので、その時だけは、お母さんの出番ですね。 「ケンカになるぐらいだったら、そんな遊びはしないで!」という、お母さんの気持ちもわかります。 でも…男っておバカですから。そこんとこ、よろしく!
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本名は萩原光(はぎはらこう)氏。1956年兵庫県生まれ。早稲田大学卒。13年間の公立小学校教師経験の後、 自宅で子育て相談室(シャローム共育相談室)を開き、多くの親子の立ち直りを支援してきた育児の専門家。 メルマガ『 癒しの子育て・親育ち便り』、 ホームページ『ぴっかりさんの子育て相談室』は、 子育て中のパパ、ママに大人気。現在、日本抱っこ法協会理事。 新刊『しあわせ親子研究所・子育ての悩み、み〜んな解決!』が主婦の友社から絶賛発売中!

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