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うちの上の娘も、「ごめんなさい」が言えない子どもでした。
夕食の時間になってもぐずぐず遊んでいて、「いい加減にしなさい!」としかられると、
部屋のスミに行ってイジイジ。もう一発おこられて、親子共々むっとしたままの食事。
いつもこんな感じでした。
下の娘は正反対。しかられると、すぐに悲しそうな顔になり、飛びついてきました。 はっきり言葉で言うわけではないのですが、全身で「ゴメンナサ〜イ!」を表現するのです。 「わかったらいいよ」と抱きしめるとおいおい泣き出し、 しばらくヨシヨシしてあげているとすぐに機嫌が直ります。そのあとはニッコリ楽しい食事。 トクな性格だなあと、うらやましくなりました。 「ごめんなさい」がなかなか言えないのは、ある意味しっかりとした感じのする子どもに多いようですね。 悪い言い方をすれば、なんだか大人びていて子どもらしくない、かわいげのないようなタイプかな。 こういう子どもって、緊張しやすかったり甘え下手だったりしますよね。 ところで、「ごめんなさい」を言う時の心のメカニズムは、 大人と子どもではずいぶん違うのではないでしょうか。大人の場合は自我が発達していますから、 心から悪いと思っていないような場合でも、相手との関係を考えていちおう謝っておくという芸当ができます。 ところが、自我が未熟な子どもの場合は、気持ちと表現の間に線を引くことができないのです。 だから、子どもが「ごめんなさい」を言う時は、心の扉を全開にし、 自分の心の一番弱い部分を相手にさらけだすことになるのです。 野生の動物が負けを認めた時は、仰向けに寝ころんで、自分の一番弱い部分であるノド元を相手に見せる、 という話を聞いたことがあります。さらしたノドを相手にガブリとやられれば、一巻の終わり。 だから、この行動は「ごめんなさい。私が悪かったです。どうぞ煮るなり焼くなり、 好きにしていただいてかまいません」という意味なのでしょうね。 ちょっと大げさな例えかもしれませんが、緊張しやすい子どもが「ごめんなさい」を言う時は、 これと同じような気持ちになってしまうようです。 「心の弱い部分をさらけ出しても大丈夫。ちゃんと受け止めてもらえるはず」 という安心感がもてない子どもが守りに入ってしまうため、「ごめんなさい」が言えず、 意固地になるみたいです。「相手に身をゆだねても大丈夫」という感覚は、 赤ちゃんがお母さんに抱っこされている感覚と似ています。その意味では、 「大人になるためのしつけ」の中ではなく、むしろ、「赤ちゃんのようにお母さんに甘える」中で、 素直な表現が伸びていくのではないでしょうか。 ぴっかりさんに、子育ての悩みを相談したい!という方は
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