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「子どもの成長のために、テレビを片づけた」という話を、時々耳にします。でも、
うちの場合は、私も女房もテレビ好きで、テレビのない生活は考えられなかったし、
忙しい時など、ずいぶんビデオに助けられたものです。
「子どものために!」と頑張りすぎると、ストレスが溜まり、かえってイライラ。 そんなことになるぐらいだったら、多少の手抜きは家庭平和のために必要なことなのでは、と思うのです。 うちの場合は、それで特に問題も起こらなかったのですが…。 ところが最近、発達の遅れを心配されて相談に来られるお母さんたちから、「テレビ、 ビデオをやめたら、急に成長が見られるようになった」という話をよく聞きます。 最初は、「偶然だろう」ぐらいにしか思っていなかったのですが、複数の人から、 同じような話を聞くうちに、分かってきたことがあります。 うちの子どもの場合、「これは助かる」と調子に乗って、長時間ビデオを見せようとしても、 そのうちあきてしまって、「相手をしてくれ!」という感じでぐずり始めました。 ところが、ビデオやテレビで悪影響を受けた子どもたちの多くは、文句も言わず、 延々と見続けていたそうなのです。ここが大きな違いでした。 ビデオを延々と見続けるのは、たいてい、甘えたい気持ちをガマンしてしまう傾向のあるお子さんです。 寂しい時は泣いてママを呼べばいいのに、平気な顔でガマンしてしまうのです。 『1歳半頃より、とにかくビデオを見ています』ということですから、 お腹に赤ちゃんができた時期と重なるのではないでしょうか。こんなとき子どもは、 今まで以上にママに甘えたり、赤ちゃん返りをして寂しさを癒し、 “お姉ちゃん”になる準備をするもの。でも、寂しい気持ちをガマンしてしまう子どもは、反対に、 「私は1人でも大丈夫。ママの足手まといになんかならない!」と決意してしまうのです。 ビデオを止めようとすると怒り出すので、本当に好きで見ているように思えてしまいますね。 でも、ビデオが止まってしまうと、せっかくガマンしていた寂しさが吹き出てしまう。 だから、怒り始めるのでしょう。『ここ最近、自己主張も激しく』ということですが、 この半年間、「どうせ私は、ひとりぼっち…」というすねた気持ちを溜めこんできて、 それがあふれてきたのかもしれませんね。 もっとも、いきなりビデオ無しの生活にすると、今までガマンしていた気持ちが一気に爆発してしまい、 それはそれで大変な事態。だから、“赤ちゃん返り”“ダダこね”をママが受け止められる程度に、 少しずつ、見る時間を減らしていってはどうでしょうか。 「もっとビデオを見たい!」と要求されたら、「ママを取られてしまうようで寂しいねえ」と、 心の奥にあるホンネの方を慰めてあげるとよいでしょう。甘え上手になってくると、 わけのわからないワガママも、だんだん少なくなってくるはずですよ。 ぴっかりさんに、子育ての悩みを相談したい!という方は
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