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「子育てのやり方を主人に責められ、ついカッとなって、
お皿を割ってしまった」という話をしていたお母さんがいました。
「私だったら、そんな時でももったいなくて、ついチュウチョしてしまうなぁ」と言うと、
「ええ、私も安いお皿を選びました」と笑っていましたが。
こんな時、「物を無駄にしてはいけない」とお母さんに言ったとしたら、 話がすれ違うだけでしょうね。物を大切に扱わなければいけないことは、 よく分かっていたとしても、腹が立つとそうもいかなくなるもの。それは、大人も子どもも同じですね。 お皿を割ってしまったお母さんは、ご主人に対して腹を立てていたわけですが、 ご相談のお子さんは、何に対して怒っていたのでしょうか。スケッチブックにケンカを売っていた? それもあるかもしれません。でもきっと、それ以上に、 “物を上手に扱えなかった自分”に対して腹を立てていたのではないでしょうか。 完璧主義な子どもは、自分自身に対する要求度が高い面があります。 「ちゃんとやろう」という気持ちがとても強い、頑張り屋さん。 だから、自分の失敗が許せなくなるし、そうなると、他人の失敗も許せなくなるのでしょうね。 テレビで時々、“プロの達人”の話を聞きますが、秀でた仕事をする人は、 みんな完璧主義ですね。その意味で、お子さんの将来は楽しみ。 でも、まだ実力の伴わない子どものうちは、そうはいきません。 “こだわりの大人”はベストを追求できるかもしれませんが、 “こだわりの子ども”は自爆してしまいやすいのです。 成長途上の子どもは、“がんばること”オンリーでは息切れしてしまいがち。 一方で、「ま、いいか」と適当に手を打つことも、成長のエネルギーになるのですね。 良い意味での“いい加減さ”を育てていくアイデアを、いくつかご紹介すると…。 お皿を割ってしまったお母さんは、もし誰かに、「あんな言い方されたら、腹立つよねえ」と、 気持ちを受け止めてもらっていたとしたら、お皿を割ることもなかったかも知れませんね。 それと同じように、「紙が破れちゃって、悔しいねえ」と共感してあげていると、 だんだん気持ちの自己コントロールが効きやすくなってきますよ。 また、“ズッコケ遊び”もオススメ。たとえば、積み木を積む遊びは、 上手に高く積み上げるのも楽しいですが、途中で崩れてしまうのも、「あら〜!ギャッハッハ〜!」 と楽しいもの。そんなふうに、親子遊びの中で、親子共々、 「失敗も、また楽しい」ということを味わっていけるといいですね。 でも、究極の対処法は、「完璧主義なわが子でも、まあ、いいか」と傍観し、 成長を見守っていくことでしょうか。成長と共に自分に自信が出てくると、 自然に、小さな失敗には騒がなくなっていくものですから。 夢中で子育てしていると、「まあ、いいか」と思えなくなってくるのは、 実は大人の方かも知れませんね。 ぴっかりさんに、子育ての悩みを相談したい!という方は
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