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症状

偏食でしょうか

症状が見られるようになった時期 3ヶ月前(離乳食完了期ころから)
お子さんの年齢と性別1歳2ヶ月の女の子
症状の詳細
1歳2ヶ月の女の子ですが、偏食ではないかと気になっています。

離乳食の時はわりと主食、汁物、おかずなどバランス良く食べてくれたのですが、 完了期になってごはんとお味噌汁しか食べなくなりました。おかずは口にいれてもべーっと出してしまいます。 ごはんはお味噌汁に付けないと食べません。

上に4歳のお姉ちゃんがいるのですが、お姉ちゃんもこの年頃には同じだったと思い返しています。 そのころは、大きくなれば食べるようになるかな、とあまり気にしていませんでしたが、 大きくなっても、野菜は食べないし、ちょっと偏食がちです。

小さいうちに治さなかったからかしら、と今反省しています。だから下の子はそうならないようしてあげたいのですが、 質より量を気にしてしまって、よく食べてくれるお味噌汁中心の食生活になっています。どう工夫すればいいのでしょうか。
(a-sa)

ユンタ先生からの回答
乳幼児期はいろいろな食品をバランス良く食べることが大切です。今回は食事の好き嫌いが出ているので、 栄養が偏らないようにする工夫が必要だと思います。ただ、味覚や好みは成長するに従って変わることが多いので、 お母さんが焦らないことも必要です。

■偏食とは?


偏食とは、一般に特定の食べ物だけを好んで食べたり、逆に特定の食べ物を嫌って食べなかったりすることを指します。 食事に多少の偏りがあっても、かわりの食品で必要な栄養をとることができれば、栄養学的に問題になることはほとんどありません。 子供の場合は一時的な好き嫌いが出ることがあります。従って、一時的な問題で済むのか、 栄養の偏りや不足などの問題が出てくるのか長期的に観察することが必要になります。

■偏食の原因は?


1つ目の原因は、「離乳期の摂取食品の数や種類」です。
新しい食品を受け入れることに抵抗がないお子さんもいますが、中には新しいものを受け入れるのに時間がかかるお子さんもいます。 このようなお子さんの場合は、その子にとって早い食べ物を与えられている場合があり、それが偏食の一因になっています。 そして無理に与えられることによって、その食品にたいするイメージが悪くなり、余計に食べなくなってしまいます。

2つ目は「お子さんの環境」です。
好きなものばかり与えられたり、過度に甘やかされたり、細かく指示しすぎたりなど過保護に育てられると、 偏食が助長されることがあります。また、家族に偏食や好き嫌いがあったりすると、その食材の使用回数が減り、 食わず嫌いになることがあります。また逆に、すべての食品を食べさせなければ、 と一生懸命になりすぎて強制してしまうこともよくないとされています。

■偏食の対処法は?


まず、食事のリズムをしっかり作り、1日中お菓子を食べているようなだらだら食べにならないように気を付けます。 また、睡眠や遊びなどの生活のリズムも大事です(空腹の状態で食事の時間を迎えるということです)。

つぎに、楽しい食事を心がけることが大事です。これは遊びながら食べるということではなく、 楽しい雰囲気を演出するということです。こどもに話しかけながら食事をしたり、 料理の見た目や調理法を工夫したりするといったことになります。今回のようなときには、 味噌汁以外の、お子さんの食事をお母さんがおいしそうに、興味を引くように食べてみることも効果があるかもしれません。

3〜4歳になると、いままで食べられなかったものが食べられるようになることは多いです。 今の時期は栄養が偏らないことに気を付けていけば良いと思います。

■どんなものを食べればいいの?


これら1−6群の食品を組み合わせると、偏りが少ない食事になります。

第1群.魚、肉、卵 大豆などのたんぱく質
第2群.牛乳、乳製品、海草、小魚などのカルシウム
第3群.緑黄色野菜
    たとえばニンジン、かぼちゃ、ほうれん草など
第4群.淡色野菜(第3群の緑黄色野菜以外の野菜)、果物
    たとえば大根、たまねぎ、キャベツやリンゴなど
第5群.穀類、イモ類、砂糖
    たとえば米やサツマイモ、うどんなど
第6群.油脂類
    マヨネーズなどもここに入ります。

今回のような場合には、お味噌汁に入れる具材にバリエーションをつけるなどして、栄養の偏りを少なくするなどの工夫をしてみてはいかがでしょうか。
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1972年長野県生まれ。1997年某国立大学医学部卒業、2003年に医学博士取得。主な研究テーマは白血病と細胞周期。 現在、地方中央病院の小児科勤務。元来の子供好きで、優しく丁寧な診察がモットー。子供は国の宝を信条として、 自身のサイト『 子供健康Q&A』とメルマガ『現役医学博士の小児科医が貴方のファミリードクター』でも子ども相談室を実施。その丁寧な回答ぶりで好評を得る。忙しい診察・研究のかたわら、2年に1回の沖縄旅行を楽しむ。

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