子どもの健康に関するお悩みに、現役医学博士の小児科医ユンタ先生がお答えします。
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子どもの健康をアドバイス 小児科医ユンタ先生のすこやかカルテ 今すぐ病院へ連れていくほどではないけれど、わが子の健康面で気になることはありませんか?全国のママ、パパから寄せられたお悩みに小児科医ユンタ先生が答えます。
症状

足の親指が巻き爪です

症状が見られるようになった時期生まれた時からです
お子さんの年齢と性別2歳7ヶ月の男の子
症状の詳細
特に足の親指がひどいのですが、爪の形がおかしいような気がします。 足の親指の爪が肉の中に入り込んでいく感じで。大きくなるにつれて治るかなと思っていたのですが、 だんだんひどくなっている感じです。本人は痛がることがないので、そのままでいたのですが…。 どうしたらいいのか教えてください。
(居眠りトトロ)

ユンタ先生からの回答
ご相談の症状は、陥入爪(かんにゅうづめ)と思われます。 今は爪の切り方を工夫するだけでよいと思いますが、 症状が悪化すると爪が指の肉に食い込んで痛みや感染を起こすことがあります。 もし、皮膚がはれっぽくなったり、赤っぽくなったりするときは受診することをお勧めします。

■陥入爪とは?


いわゆる巻き爪で、爪の外側の部分が指に食い込んでしまったものです。 足の親指に発生することが多く、乳幼児や青年期、また女性にも比較的多く見られます。

■陥入爪(巻き爪)の症状は?


皮膚が赤くなったり、はれ上がったり、ずきずき痛んだりします。 また、爪が食い込んで二次的に感染を起こすこともあります。

■陥入爪(巻き爪)の原因は?


1.靴が合わず、足の側面が圧迫されているとき
2.深爪など、爪の切り方が適切でなかったとき
が主な原因になります。

■陥入爪(巻き爪)の対処方は?


原因1に対しては、適切なサイズの靴を選ぶことになります。大きさだけでなく、 横幅や甲の高さなども含めてです。圧迫を避けるだけでしたら靴でなく、 サンダルのようなものでも問題ないと思います(今の時期は寒いですが…)。

原因2に対しては、爪の切り方を見直す必要があります。まず深く切りすぎないことですが、 爪を円く切らないことが大事です。円く切ると爪の角が指の淵より引っ込んでしまい、 爪が真っすぐ前に伸びて行かないことがあります。爪が真っすぐ伸びず、横に伸びたときに陥入爪になってしまいます。爪の切り方としては、爪がある程度伸びて、指の柔らかい部分を越えたら、 円く切らずに、横に真っすぐに切るようにします。

■痛みが強かったり、はれてきたりしたら?


この場合は、病院での治療が必要になります。 程度がひどいときには爪を切ってもらったり、 場合によっては抗生剤の内服をしたりすることが必要になります。 重症な場合は爪を抜去したり、爪母(そうぼ:爪が生えてくる根元のこと) を切ったりするような小手術をすることもあります。

■受診する時はどこに行けばいいの?


病院によって多少の違いがあり、皮膚科、外科、整形外科、形成外科などが主な治療科になります。 受診する際に確認することをお勧めします。
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1972年長野県生まれ。1997年某国立大学医学部卒業、2003年に医学博士取得。主な研究テーマは白血病と細胞周期。 現在、地方中央病院の小児科勤務。元来の子供好きで、優しく丁寧な診察がモットー。子供は国の宝を信条として、 自身のサイト『 子供健康Q&A』とメルマガ『現役医学博士の小児科医が貴方のファミリードクター』でも子ども相談室を実施。その丁寧な回答ぶりで好評を得る。忙しい診察・研究のかたわら、2年に1回の沖縄旅行を楽しむ。

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