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症状

舌小帯が短いのですが、手術は必要ですか?

お子さんの年齢と性別2歳10ヶ月の男の子
症状の詳細
生まれた時から舌の先がハート型になっているのですが、早めにカットした方がいいのでしょうか? 乳児の時は母乳も飲めませんでした。舌足らずということもなく、普通に発音もしっかりとしゃべっておりますが、 このままほうっておいても大丈夫なのでしょうか?よろしくお願いします。
(ぴのこ)

ユンタ先生からの回答
今回のご相談は、舌小帯短縮症(ぜっしょうたいたんしゅくしょう)と思われます。 現在しっかり発音できているようですし、2歳なので今のところは経過観察で良いでしょう。 4〜5歳くらいになったら、再度症状を見ることが必要です。

■舌小帯短縮症とは?


舌小帯とは、舌の下側にある下顎と舌をつなぐ膜状の組織です。この舌小帯が短い状態を舌小帯短縮症といいます 。舌小帯の長さや舌についている場所の違いによって、その程度はさまざまです。

■舌小帯短縮症の症状は?


一般的には、おっぱいを飲む際、うまく吸うことができないという哺乳障害、発音がしっかりできないなどの言語障害、 また食べることに何らかの不具合が起こる摂食障害などが言われています。しかし舌小帯が短いからといって、 必ず症状が出るというものではないようです。また、言語障害が出るかどうかは議論の余地があるところです。

発音に関しては、年齢を重ねるとともに改善してくることが確認されています。 また4〜5歳くらいになるにしたがって、舌小帯短縮の程度も軽くなるそうです。

■手術の必要性は?


一般に、舌小帯短縮に対する手術はあまり行われません。症状も上記のように、 成長にしたがって軽減されると考えられるので、急いで手術を行うことは通常必要ありません。

乳児期の場合は、おっぱいをうまく飲むことができず、発育に問題があるようなときに手術をしたほうがよいかどうかを考えます。 それでも、おっぱいを飲むという行為は、乳首の状態や母乳の出る量、哺乳瓶の場合も乳首の固さなどによって飲み方が変わるので、 そちらの工夫が先になると思います。もし、発音などが問題となる場合でも、5歳ごろまでは経過観察をして良いと思います。 その時点で再度、手術をする必要があるかどうかを考えていけば良いでしょう。 ただし、舌がほとんど上に上げられないようなときは手術をする必要があります。
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1972年長野県生まれ。1997年某国立大学医学部卒業、2003年に医学博士取得。主な研究テーマは白血病と細胞周期。 現在、地方中央病院の小児科勤務。元来の子供好きで、優しく丁寧な診察がモットー。子供は国の宝を信条として、 自身のサイト『 子供健康Q&A』とメルマガ『現役医学博士の小児科医が貴方のファミリードクター』でも子ども相談室を実施。その丁寧な回答ぶりで好評を得る。忙しい診察・研究のかたわら、2年に1回の沖縄旅行を楽しむ。

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