子どもの健康に関するお悩みに、現役医学博士の小児科医ユンタ先生がお答えします。
育児のまぐまぐ!
子どもの健康をアドバイス 小児科医ユンタ先生のすこやかカルテ 今すぐ病院へ連れていくほどではないけれど、わが子の健康面で気になることはありませんか?全国のママ、パパから寄せられたお悩みに小児科医ユンタ先生が答えます。
症状

眠っているとき、歯ぎしりをします

お子さんの年齢と性別5歳3ヶ月・男の子
症状の詳細
眠っているとき、よく「歯ぎしり」をします。主人は「子供が歯ぎしりするなんて、 ストレスではないか」と言います。うちは一人っ子なので、私が過干渉になっている自覚はありますが、 それが原因なんでしょうか?でも歯ぎしりが始まったのは赤ちゃんの時からです。
(雨ふらし さん)

ユンタ先生からの回答
歯ぎしりが長期間続くと歯やあごに影響が出ることがあります。そのためマウスピースが必要になる人もいます。 今回の場合は、赤ちゃんの時からこの症状が見られるということで、経過が長いので、 まずは一度歯科や口腔外科などで噛み合わせを確認してもらうことをお勧めします。

■歯ぎしりの原因


歯ぎしりの原因としては主に次の3つが挙げられます。
1)心理的なストレスや不安があり、それを解消する手段として歯ぎしりをするようになったもの。
2)歯の噛み合わせが悪いために起きてしまうもの。
3)何らかのきっかけ(周囲の人のマネなど)で歯ぎしりをするようになり、それが習慣化してしまったもの。

原因としては1)のストレスによるものが多いようです。今回は「赤ちゃんの時から」ということと、 「過干渉の自覚がある」ということから、1)または2)だと思います。

■歯ぎしりによる影響


ひどい歯ぎしりが続くと、歯やその周囲、あごの関節などに障害が出ることがあります。 具体的に、歯をこすり合わせることによる歯の磨耗や歯の破損、噛み合わせがうまく合わない、 歯肉炎の進展、顎関節症(がくかんせつしょう)や開口障害(口を開けづらくなる症状)などが見られるようになります。 その他には、あごに力が入るので肩こりや頭痛の原因になることもあります。

■歯ぎしりを止めるには


心理的な要因の場合は、歯ぎしりでストレスを解消しているので、 起きているうちに子供と接して不安やストレスを軽減するようにしてあげます。 過干渉もストレスの原因になりうるので難しいのですが、子供が1人で何かをやろうとしている時は、 危険がない限り、手を出さずに見守る姿勢が必要だと思います。そして1人でできたら誉めてください。 また寝る前に一緒に本を読んだりお話をしてあげるなど、リラックスした雰囲気で眠れるように環境を整えてあげてください。

即効性のある方法としてはマウスピースがあります。マウスピースを装着すると、とりあえず歯ぎしりはしません。 しかし治るわけではありません。二次的な問題(歯のすり減りなど)は解決できます。 歯科や口腔外科で作ってもらうことができますが、その際には噛み合わせが問題ないかを確認してもらったほうが良いでしょう。

他には矯正という方法もありますが、これは時間もかかるので上の方法を試してからの方が良いと思います。
ユンタ先生に、子育ての悩みを相談したい!という方は
>> こちらの専用投稿フォームからどうぞ <<
小児科医ユンタ先生のすこやかカルテの最新号がいち早く読める!
育児のまぐまぐ!の登録はこちら→メールアドレス
≫読者登録規約※読者登録前にお読みください
1972年長野県生まれ。1997年某国立大学医学部卒業、2003年に医学博士取得。主な研究テーマは白血病と細胞周期。 現在、地方中央病院の小児科勤務。元来の子供好きで、優しく丁寧な診察がモットー。子供は国の宝を信条として、 自身のサイト『 子供健康Q&A』とメルマガ『現役医学博士の小児科医が貴方のファミリードクター』でも子ども相談室を実施。その丁寧な回答ぶりで好評を得る。忙しい診察・研究のかたわら、2年に1回の沖縄旅行を楽しむ。

【プレゼント情報】
【教育のまぐまぐ!人気コンテンツ】
【おすすめ情報】

育児のまぐまぐ!TOPへ
 
ジャンル別まぐまぐ!( マネー | 転職 | 英語 | 資格 | | 旅行 | 映画 | 競馬 | 教育 | 育児 | | 占い | 懸賞
まぐまぐトップページへ