今週のおしえて!回答編

vol.71「食べ物の大切さがわかる、食育の絵本を探しています」

4歳の息子は食べることがとにかく好きで、お菓子もごはんもよく食べます。こんな息子に「食べ物はどこから来るのか」「食べたものはどんな風に体を作るのか」を教えてあげて、食べることの大切さを知ってほしいなぁと思っています。食育に役立つ絵本を教えてください。(るり・4歳男の子)

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先輩ママパパさんのお答え
小さい子にもわかりやすい

たべもののたび

かこさとしさんの『たべもののたび』がおすすめです。私自身も小さいころ読みました。消化吸収の仕組みがどうなっているのか、小さな子どもにもわかりやすく書かれています。

この絵本のくわしい情報
たべもののたび
  • 作・絵:かこ さとし
  • 出版社:童心社 本体価格:\1,200 対象年齢:3歳から
<あらすじ>
ごはんやおかしは、体内のどこを通って、どうなるのか?食物の摂取から排泄までを説く。
お母さんの料理の良さが伝わる

おかし・な・ごはん

3食お菓子を食べられるなんて、子どもにしてみたら夢のような生活!でも、やっぱり大好きなカレーライスやハンバーグも食べたいですよね。楽しく読みながら、お母さんの作ってくれる料理の良さが伝わる作品です。

この絵本のくわしい情報
おかし・な・ごはん
  • 作・絵:山岡 ひかる
  • 出版社: 偕成社
  • 本体価格:\1,000
  • 対象年齢:5〜6歳から
<あらすじ>
ある朝、食卓に並んでいたのは、お菓子だった。学校の給食も夕食も、一週間続けてご飯はみんなお菓子!不思議で愉快なお話絵本。
食べ物への感謝を学ぶ

すてきな すてきな アップルパイ

どうしてアップルパイがおいしいのかを説明しながら、食べることの意味を伝えてくれる絵本です。大地の恵みや作ってくれる人のおかげでおいしいものが食べられるんですよね。食べ物への感謝を学べます。

この絵本のくわしい情報
すてきな すてきな アップルパイ
  • 作:寮美千子
  • 絵:篠崎三朗
  • 出版社: 鈴木出版
  • 本体価格:\1,000
  • 対象年齢:2歳から
<あらすじ>
流れるように読みやすい言葉は詩人ならではのもの。そして、ベテラン画家がその世界をよりわかりやすく、子どもたちにもなじめるような絵をつけて、すてきなすてきな一冊にしあがりました。何度も何度も読んで、食べられる事への感謝の気持ちをじっくりと味わってほしいと思います。
何の野菜かわかる?

やさいのおなか

ピーマンのようにからっぽだったり、レンコンのように穴が開いていたり…。これを読めば、いろんな野菜の特徴がわかります。読んだ後、料理する時に実際の野菜のおなかを見せてあげたら、娘も喜んでいました。

この絵本のくわしい情報
やさいのおなか
  • 作・絵:きうち かつ
  • 出版社:福音館書店 本体価格:\1,000 対象年齢:2歳から
<あらすじ>
「これ なあに?」野菜を真ん中ですっぱり切った断面が、影絵のように白黒ででてきます。ページを開くと、色のついた絵があらわれ、最後に正解の野菜の絵があらわれます。ネギ、レンコン、ピーマン…。みたことあるような、ないような、不思議な形。いくつわかるかな?
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コメント
    • 食育のスタートは、食べ物を大切に思うこと。そんなことを気づかせてくれる、大人も子どもも、心に響く絵本があります。「ボクは、なんにもならない」美術出版社・1890円
      おすすめです。一度読んでみてください。

    • 2009年04月01日 10:28
    • R2
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