眠っているとき、歯ぎしりをします
- 5歳3ヶ月・男の子
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眠っているとき、よく「歯ぎしり」をします。主人は「子供が歯ぎしりするなんて、ストレスではないか」と言います。うちは一人っ子なので、私が過干渉になっている自覚はありますが、それが原因なんでしょうか?でも歯ぎしりが始まったのは赤ちゃんの時からです。
- (雨ふらし さん)
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歯ぎしりが長期間続くと歯やあごに影響が出ることがあります。そのためマウスピースが必要になる人もいます。今回の場合は、赤ちゃんの時からこの症状が見られるということで、経過が長いので、まずは一度歯科や口腔外科などで噛み合わせを確認してもらうことをお勧めします。
歯ぎしりの原因
歯ぎしりの原因としては主に次の3つが挙げられます。
1)心理的なストレスや不安があり、それを解消する手段として歯ぎしりをするようになったもの。
2)歯の噛み合わせが悪いために起きてしまうもの。
3)何らかのきっかけ(周囲の人のマネなど)で歯ぎしりをするようになり、それが習慣化してしまったもの。原因としては1)のストレスによるものが多いようです。今回は「赤ちゃんの時から」ということと、「過干渉の自覚がある」ということから、1)または2)だと思います。
歯ぎしりによる影響
ひどい歯ぎしりが続くと、歯やその周囲、あごの関節などに障害が出ることがあります。具体的に、歯をこすり合わせることによる歯の磨耗や歯の破損、噛み合わせがうまく合わない、歯肉炎の進展、顎関節症(がくかんせつしょう)や開口障害(口を開けづらくなる症状)などが見られるようになります。その他には、あごに力が入るので肩こりや頭痛の原因になることもあります。
歯ぎしりを止めるには
心理的な要因の場合は、歯ぎしりでストレスを解消しているので、起きているうちに子供と接して不安やストレスを軽減するようにしてあげます。過干渉もストレスの原因になりうるので難しいのですが、子供が1人で何かをやろうとしている時は、危険がない限り、手を出さずに見守る姿勢が必要だと思います。そして1人でできたら誉めてください。また寝る前に一緒に本を読んだりお話をしてあげるなど、リラックスした雰囲気で眠れるように環境を整えてあげてください。
即効性のある方法としてはマウスピースがあります。マウスピースを装着すると、とりあえず歯ぎしりはしません。しかし治るわけではありません。二次的な問題(歯のすり減りなど)は解決できます。歯科や口腔外科で作ってもらうことができますが、その際には噛み合わせが問題ないかを確認してもらったほうが良いでしょう。
他には矯正という方法もありますが、これは時間もかかるので上の方法を試してからの方が良いと思います。
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