今週のおしえて!回答編

vol.029「“おばけ”が出てくる面白い絵本を探しています」

5歳と2歳の男の子のママです。2人とも、“おばけ”が出てくる絵本にハマっています。今度こそ怖がるだろう!と思って、声色を変えて読んでも、まったく効果なし。と言っても、本当に怖がらせるのはかわいそうなので、面白い絵本があったらぜひ教えてください。 (年女・5歳、2歳男の子)

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先輩ママパパさんのお答え
親の方がはまってしまう絵本

おばけかぞくのいちにち

さくぴーとたろぽうのおばけのきょうだいが出てきます。細かいところを見ると、とてもおもしろくて親の方がはまってしまいました。『こどものとも(年中向き)』に続編として『おばけのおつかい』『おばけのたんけん』が出ています。(ゆずぽんぽこぽん・4歳、7歳女の子)

この絵本のくわしい情報
おばけかぞくのいちにち
  • 作:西平 あかね/絵:西平 あかね
  • 出版社:福音館書店
  • 本体価格:¥800
  • 対象年齢:3歳から
<あらすじ>
おばけ家族の暮らしは、夜に始まります。夜起きて、おばけの兄妹のさくぴーとたろぽうは、保育園に行き、お父さんは仕事に行きます。夜昼逆転した人間の暮らしのようなおばけの暮らしを愉快に詳細に描きます。
4歳の長男に効果絶大!

ねないこだれだ

せなけいこさん作『ねないこだれだ』がオススメです!うちの次男が、夜何回も起きるので、知人が1歳のお誕生日にプレゼントしてくれました。1歳ではまだ理解できませんが、4歳の長男には効果ありです。おばけに手を引かれ、空に連れて行かれるシーンがゾッとするらしいです。内容は淡々としていますが楽しいですよ♪ (わんぱく兄弟の母・4歳、1歳男の子)

この絵本のくわしい情報
ねないこだれだ
  • 作:せな けいこ/絵:せな けいこ
  • 出版社:福音館書店
  • 本体価格:¥600
  • 対象年齢:1歳半から
<あらすじ>
時計が9時を指して鳴ります。ボン、ボン、ボン…。こんな時間に起きてるのは誰だ?ふくろうにみみずく?ねずみ?どろぼう?夜中はおばけの時間だから、夜中に遊ぶ子はおばけになって、おばけの世界へ飛んでいけ…
声の出し方を工夫して、大ウケ!

おばけやしきへようこそ!

『おばけやしきへようこそ』は結構大ウケです。魔女のセリフを声を変えて読んでみたり、「ガルルルルー」の部分を大きい声で読んで、子供に飛びついてみせたり。はじめ図書館で見つけましたが、気に入ったので購入しました。(はちえい・6歳、4歳、1歳)

この絵本のくわしい情報
おばけやしきへようこそ!
  • 作:ストリード/絵:エヴァ・エリクソン
  • 訳:オスターグレン晴子
  • 出版社:ポプラ社
  • 本体価格:¥1,200
<あらすじ>
森で道に迷った女の子が一夜の宿を求めたのはおばけ屋敷。おばけたちは怖がらせようとするのに、女の子はちっともこわがりません。
怖がるくせに、毎回「読んで」と言います

おしいれおばけ

何度読んでも「怖い」というくせに、毎回「読んで!」と持ってくるのがこの絵本です。怖いもの見たさってことなんでしょうね。読んでいて思ったのですが、これってあのディズニー映画の『モンスターズ・インク』みたいだなと思いました。怖いといいながらも子どもって、本当はおばけとお友達になりたいのかもしれませんね。(がちゃみん・4歳女の子)

この絵本のくわしい情報
おしいれおばけ
  • 作:マーサ・メイヤー/絵:マーサ・メイヤー
  • 訳:今江 祥智
  • 出版社:偕成社
  • 本体価格:¥1,400
  • 対象年齢:3〜4歳から
<あらすじ>
ぼくの部屋のおしいれに、いつだっているあいつ。だから、寝る前に戸が開いていたら、ぼくは決まってちゃんと戸締まりをする。戸は閉めたものの、それでもちょっぴり怖いな。ベッドに入って、ちらりとおしいれの方をのぞく……。
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