vol.052「方言で書かれている絵本を探しています」
夏休みは毎年、田舎のおじいちゃん、おばあちゃんのうちに遊びに行っています。田舎での生活をうちの子たちも楽しんでいるのですが、残念なのは、おじいちゃんとおばあちゃんとの会話があまり成立しないことです。方言がけっこう強烈なので、何と言っているかわからないようです。日本の方言ってとても温かみがあってよいものなので、子どもたちに伝えていきたいです。方言で書かれた絵本はあるでしょうか。 (博多っ子・6歳、4歳男の子)
- インパクト大!
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おじぞうさん
どこの方言かはわかりませんが、インパクトある絵とともに印象に残った絵本です。ストーリーがわかれば、方言がわからなくても子どもは大喜びしてますよ〜!(となりのトトロっ子・5歳女の子)
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- 作:田島 征三/絵:田島 征三
- 出版社:福音館書店
- 本体価格:¥800
- 対象年齢:3歳から
- <あらすじ>
- お地蔵さん、大福もちによだれこたらかした。そのよだれこ踏んづけてのら犬すってん。それを見た和尚さんは……。事件が事件を呼ぶ、テンポ溢れる笑いの絵本。
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- こわいけど釘付けに!
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さんまいのおふだ
この絵本は新潟の方言で書かれているんです。おばばが追いかけてくるシーンは迫力もので、子どもも「こわい〜」と言いながらも絵本に釘付けになっています(笑)。方言の絵本は、上手に読むのが難しいけど雰囲気が出ていいですよね。(ぴぃぴ・6歳、3歳男の子)
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- 作:水沢 謙一/絵:梶山 俊夫
- 出版社:福音館書店
- 本体価格:¥800
- 対象年齢:4歳から
- <あらすじ>
- 山へ花きりに行った小僧が、鬼ばさにつかまりそうになるたびに、便所の神様がくれた三枚のお札を次々に投げて、命びろいするお話。スリリングな中にもユーモアあふれる昔話絵本です。
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- ヒロシっぽい語り口調!?
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給食番長
迫力ある絵とともに、博多弁というのがおもしろい。「〜したとです」というところを読むたび、お笑い芸人のヒロシが頭をよぎって、笑ってしまいます。給食のお話なので、小学生に上がってからの方が理解してもらえそうですね。(とっとこ・8歳女の子、6歳男の子)
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- 作:よしなが こうたく/絵:よしなが こうたく
- 出版社:長崎出版
- 本体価格:¥1,500
- <あらすじ>
- 前代未聞の食育ハートウォーミング絵本。給食が大好きになる感動のラスト。博多弁での読み聞かせも好評です。
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- 方言が心にしみます
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ほろづき
「まんだこいへ」と言って別れたおばあちゃん。次会ったときはお葬式の日でした。ページをめくったとき、思わず涙がこぼれました。温かい方言が心にしみると思いますよ。我が家の子どもたちも大好きな田舎のおばあちゃん。夏休みに遊びに行くので、たくさんおばあちゃん孝行をしてほしいなぁと思います。(まじかる・10歳女の子、8歳男の子、4歳女の子)
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- 作:沢田 としき/絵:沢田 としき
- 出版社:岩崎書店
- 本体価格:¥1,300
- <あらすじ>
- みんなが集まった田舎から帰るとき、大きいおばあちゃんは必ず「まんだこいへ(またおいで)」と見送る。やがて、亡くなったおばあちゃんは、月のなかからみんなのことを見守るのでした。受け継がれるいのちと愛をしみじみ描いた絵本。
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