今週のおしえて!回答編

vol.76「夏休みのことが描かれた絵本を探しています!」

今年、初めて夏休みを迎える息子。今から待ち遠しいようで、「何をするの?」とか「どこへ行くの?」と私に聞いてきます。そんな息子に、一足先に夏休みの楽しみを絵本で聞かせてあげたいと思っています。夏休みのことが描かれたワクワクするような絵本があったら、教えてください!(なっちゃんママ・3歳の男の子)

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先輩ママパパさんのお答え
「夏の空気」が伝わってくる

なつのいちにち

ある少年が過ごした夏の1日を描いた絵本です。照りつける日差しと入道雲の下で、クワガタムシを探しに行きます。シンプルなストーリーですが、何より絵から伝わってくる夏の空気に圧倒され、短編映画を見終わったような満足感があります。子どもはもちろん、大人の私も大好きな絵本です。

この絵本のくわしい情報
なつのいちにち
  • 作・絵:はた こうしろう
  • 出版社:偕成社
  • 本体価格:\1,000
  • 対象年齢:3〜4歳から
<あらすじ>
暑い暑い夏の日。クワガタのいる山をめざしてぼくは走った。真っ白な陽射し、青い草の匂い…。ページの中からあふれだす夏!
こんな泳ぎ方してみたい!

ぐりとぐらのかいすいよく

『ぐりとぐらのかいすいよく』はいかがでしょうか? ぐりとぐらが波打ち際で遊んでいると、手紙と地図と浮き袋が入ったビンが流れ着きました。ぐりとぐらは手紙の送り主であるうみぼうずを助けてあげ、お礼として泳ぎを教わります。いぬかき、くらげ・およぎ、くじら・およぎ、バタフライ、イルカ・ジャンプ…。長男が、幼稚園の夏休みに水泳を習い始めた時にお気に入りの一冊でした。

この絵本のくわしい情報
ぐりとぐらのかいすいよく
  • 作:中川 李枝子
  • 絵:山脇 百合子
  • 出版社:福音館書店
  • 本体価格:\800
  • 対象年齢:4歳から
<あらすじ>
野ねずみのぐりとぐらは、浜辺であきびんを見つけました。中から出てきたのは地図と浮き袋、それに海ぼうずからの手紙! ぐりとぐらの海での大冒険物語。
家族で楽しい夏休みを

バーバパパのなつやすみ

バーバ一家は、みんなで南の島に出かけます。飛行機に変身して旅に出て、海で泳いで、星空の下で眠って…うらやましくなる夏休みですが、途中で兄弟たちが大ゲンカに!でもバーバパパとママのおかげで仲直りして、また楽しく過ごします。夏休みの楽しい雰囲気だけでなく、兄弟で仲良くする大切さも教えてくれますよ。

この絵本のくわしい情報
バーバパパのなつやすみ
  • 作・絵:アネット・チゾン/タラス・テイラー
  • 訳:山下 明生
  • 出版社:講談社
  • 本体価格:\1,400
<あらすじ>
シリーズ最新刊。バーバ一家は南の島へ。バーバパパたちのところは、冬になると寒くて雨ばかり。そこで、家族そろって南の島へいくことに。ところが、島ではバーバの子どもたちが大げんかを始めます。
田舎で過ごす夏休みの風景

みっぷちゃっぷやっぷうみにいく

『みっぷちゃっぷやっぷうみにいく』はいかがでしょうか?3匹の子ぶたの兄妹が、夏休みに初めて海へ行くお話です。草原ですべる、古い小学校の宿舎で泊る、くわのみやきいちごをつむなど、古き良き時代の田舎の夏の姿がそこにはあります。夏休みのうきうき感、初めての海、楽しい夏休みが絵本全体から漂ってきます。

この絵本のくわしい情報
みっぷちゃっぷやっぷうみにいく
  • 作:筒井 頼子
  • 絵:藤原 一枝・はた こうしろう
  • 出版社:童心社
  • 本体価格:\1,333
  • 対象年齢:3歳から
<あらすじ>
こぶたのみっぷ、ちゃっぷ、やっぷは、生まれて初めて海に。歩いて、歩いて、歩いて、ついに…。
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