今週のおしえて!回答編

vol.09「初めての読み聞かせ、何を読んだらいいでしょうか?」

3歳の娘の父です。今度、娘が通う保育園で絵本の読み聞かせをすることになりました。どんな絵本が読み聞かせに向いているのでしょうか。初めてのことなので、良かったら教えてください。 (みずきパパ・3歳女の子)

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先輩ママパパさんのお答え
子供たちとの対話が楽しめる

たまごのあかちゃん

『たまごのあかちゃん』はどうでしょうか?「たまごのなかでかくれんぼしているあかちゃんはだあれ?」。「でておいで」とみんなで呼びかける。次のページであかちゃんがでてきたら、みんなで「こんにちは」。繰り返し、いろんなあかちゃんがでてきます。子どもたちと対話をしながら読むと楽しいと思います。(ひろまま・2歳男の子)

この絵本のくわしい情報
たまごのあかちゃん
  • 作:神沢利子
  • 絵:柳生弦一郎
  • 出版社:福音館書店
  • 本体価格:¥743
  • 対象年齢:1〜2歳
<あらすじ>
「たまごの中に かくれんぼしてる 赤ちゃんはだあれ? 出ておいでよ」のかけ声で、次のページにたまごの中からいろいろな動物が登場します。大きなたまごもあれば、小さなたまごも。出てくる動物たちは、みんなとってもうれしそう…。
子供たちも一緒に真似してくれる

おおきなかぶ

子供たちにとって身近で分かりやすいことがいいようです。繰り返し何度も同じ言葉が続くので、みんなでまねをしてくれました。本をたくさん読んであげると、言葉を覚えて表現力も豊かになり、道徳心(善悪)も自然と身につきましたよ。(おおきなかぶ・12歳男の子、9歳女の子)

この絵本のくわしい情報
おおきなかぶ
  • 作:A・トルストイ
  • 絵:佐藤忠良
  • 訳:内田莉莎子
  • 出版社:福音館書店
  • 本体価格:¥743
  • 対象年齢:1〜2歳
<あらすじ>
おじいさんが、甘い大きなかぶを作ろうとかぶを植えました。そして、とっても大きなかぶができました。おじいさんは「うんとこしょ どっこいしょ」と抜こうとしますが抜けません。おばあさんを呼んで来て、おばあさんがおじいさんを引っぱって、おじいさんがかぶを引っぱりますが、それでもかぶは抜けません。まご娘、いぬ、ねこと増えるたび「うんとこしょ どっこいしょ」。それでもかぶは抜けません。ねこにねずみも加わって「うんとこしょ どっこいしょ」。そして、やっとかぶが抜けました。
パパにも読みやすい絵本

三びきのやぎのがらがらどん

少し怖そうな絵ですが、わかりやすい話ですし、私自身も私の子供たちも大好きで何度も読んだ本です。3びきのヤギとトロルの声も作りやすいので、パパでも読み聞かせしやすいのではないでしょうか。(rinsuke・7歳、3歳のお子さん)

この絵本のくわしい情報
三びきのやぎのがらがらどん
  • 作:北欧民話
  • 絵:マーシャ・ブラウン
  • 訳:瀬田貞二
  • 出版社:福音館書店
  • 本体価格:¥1,000
  • 対象年齢:3〜4歳
<あらすじ>
三びきのやぎが谷川の橋を渡るとき、橋の下にすむトロルという怪物と対決するおはなし。三びきのやぎの名前は、どれも「がらがらどん」。まずはじめにちいさいやぎのがらがらどんが、次に二番目のやぎのがらがらどんが橋を渡ります。そして一番大きいがらがらどんがトロルと戦います。
パパに読んでもらうと大喜び!

ねないこだれだ

お化けが出てくるお話です。お父さんには、こわーい声でぜひ読んでほしい!我が家のパパも息子に読んであげました。パパが読んでくれるときは、奇声をあげて喜んでいます。私が読むより、パパが読んでくれるほうがいいみたい。(ひなぽっぽ・2歳男の子)

この絵本のくわしい情報
ねないこだれだ
  • 作:せなけいこ
  • 絵:せなけいこ
  • 出版社:福音館書店
  • 本体価格:¥600
  • 対象年齢:1歳から
<あらすじ>
時計が9時を指して鳴ります。ボン、ボン、ボン…。こんな時間に起きてるのは誰だ?ふくろうにみみずく?ねずみ?どろぼう?夜中はおばけの時間だから、夜中に遊ぶ子はおばけになって、おばけの世界へ飛んでいけ…。
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