王様が出てくる絵本、教えてください - 新米ママパパのえほんさがし

vol.59「王様が出てくる絵本、教えてください」

息子たちに『はだかの王さま』の絵本を読んであげたら、みえっぱりでおかしな「王様」のキャラクターをすっかり気に入ったみたい。２人でかわるがわる王様役になりきる「王様ごっこ」を楽しんでいます（笑）。そこで、この他にも「王様」が登場する楽しい絵本があれば読んであげたいなと思っています。（らっぱっぱ・５歳男の子、３歳男の子）

たまごのおうさま
しりとりのだいすきなおうさま
ぞうのたまごのたまごやき
王さまと九人のきょうだい

王様の野望に大笑い！: たまごのおうさま

世界中の人間をつるつるにしようなんて、すごい野望！息子と２人で大笑いしました。「うちの冷蔵庫にも、たまごの王様がいたらどうする？」って息子に聞いてみたところ、「焼いて食べちゃう！」だそうです（笑）。楽しい絵本ですよ。（えーちゃん・４歳男の子）

作・絵：かとう　まふみ
出版社：ビリケン出版
本体価格：\1,600

＜あらすじ＞: ある夜、ユカちゃんの家の台所から小さな声が聞こえてきました。「♪たんたんたまごのおうさまだ　つるつるあたまのおうさまだつるつるすべすべだいすきだ　おうさまばんざい！つるつるばんざい！」。なんと、台所のテーブルの上でたまご達が大行進しています。ユカちゃんを見つけた、たまごの王様が言いました。「せかいじゅうのにんげんのあたまをわしとおなじつるつるすべすべにするのじゃ！」。さあ大変！ユカちゃんどうする…？; amazon で購入絵本ナビShop で購入

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メニューをさかのぼってみるのも楽しい: しりとりのだいすきなおうさま

娘がしりとり遊びにはまってきた頃に、これはいいかも！と思って読んでみました。結果、大ヒット！娘のお気に入り絵本となりました。王様のわがままっぷりが読んでいておもしろいです。「さよちゃんだったら、王様にどんなお料理を出す？」と聞いたら、一生懸命にメニューを考えていましたよ。（さよママ・４歳女の子）

作・絵：中村翔子
出版社：鈴木出版
本体価格：\1,100
対象年齢：３歳から

＜あらすじ＞: なんでもしりとりの順に並んでいないと気がすまない王様、料理の順番も、もちろんしりとり。そして最後は好物プリンと決まっています。間違ってラーメンなんかで食事が終わろうものなら、王様はかんかんです。悪戦苦闘する家来たちは、そんな王様をこらしめてやろうと、ある作戦を考えました。; amazon で購入絵本ナビShop で購入

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子ども心をとらえて、はなさない: ぞうのたまごのたまごやき

寺村輝夫さんの王さまシリーズというのがあります。「ぞうのたまごのたまごやき」は、その中の１冊です。王様は卵焼きが大好き。子どもが生まれたお祝いに、国中の人に卵焼きをふるまいたいと考えます。この王様、ちょっと子どもっぽい。そんなところが子どもたちの心をとらえて、はなさないみたいです。息子は「ぞうの卵ってあるのかな？」と興味津々で読んでいました。（はなびや・６歳男の子）

作：寺村輝夫
絵：長新太
出版社：福音館書店
本体価格：\1,200
対象年齢：４歳から

＜あらすじ＞: たまごのすきな王さまのうちに赤ちゃんが生まれ、お祝いに国中の人にたまご焼きをごちそうすることになりましたが……。「おしゃべりなたまごやき」の姉妹編。; amazon で購入絵本ナビShop で購入

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いじわるな王様に立ち向かう！: 王さまと九人のきょうだい

この絵本は兄弟たちが主人公で、王様は悪者なのですが…でも、とてもおもしろいのでオススメです。中国の民話が元になっています。いじわるな王様が無理難題を次々と兄弟たちに投げかけてきますが、兄弟たちは自分の能力を使って解決しちゃうんです。ひとつずつ解決していく様子に、わくわくする作品です。（モモンガ・３歳女の子、５歳男の子）