今週のおしえて!回答編

vol.68「“四季”や“季節”について描かれている絵本を教えてください」

「春らしくなってきたねぇ」と言ったら、息子は「春らしいって?」と聞いてきました。いまいち“四季”や“季節”というものがわからないみたいなので、絵本でわかりやすく教えてあげたいと思っています。よろしくお願いします。(ラムネ・3歳男の子)

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先輩ママパパさんのお答え
1冊に四季が詰まっている

ぐりとぐらのうたうた12つき

1冊で1年の季節を追うなら『ぐりとぐらのうたうた12つき』。娘が大好きです。

この絵本のくわしい情報
ぐりとぐらのうたうた12つき
  • 作:なかがわ りえこ
  • 絵:やまわき ゆりこ
  • 出版社:福音館書店
  • 本体価格:\1,100
  • 対象年齢:3歳から
<あらすじ>
ぐりとぐらが、どんな1年をすごしているのかご存知ですか?1月はおしゃれして雪だるま作り、2月は雪のワルツを踊り、3月は陽のあたる部屋で編物を編み、4月は畑仕事、5月は小川を渡ってハイキング、6月は大きな木の下で雨やどり、7月は七夕かざりの準備で大いそがし。8月になれば海水浴です。9月は台風一過お月見会の相談。10月は森へさんぽで絵本を読みます。11月はおなべでごちそうを作り、食欲の秋。12月ともなれば、この1年をふりかえっての反省会、忘年会でしめくくりです。最後は、みんなで丸く輪になって、歌います、踊ります。来年もさ来年もうれしいことや楽しいことが、いっぱいあるようにと歌い踊ります。
シリーズで季節を楽しめる

14ひきのぴくにっく

春なら、『14ひきのぴくにっく』がおすすめです。14ひきシリーズはそれぞれの季節のよさを感じられる本ばかりなので、その季節に合ったものを読んであげては?

この絵本のくわしい情報
14ひきのぴくにっく
  • 作・絵:いわむら かずお
  • 出版社:童心社
  • 本体価格:\1,200
  • 対象年齢:3歳から
<あらすじ>
今日はとてもいい天気、14匹は春の野原にピクニックに行くことにしました。おにぎり持って、水筒持って、準備ができたら出発です。外には春の光がいっぱい。野原への途中、ぜんまいを見つけたよ。すみれ、やまぶき、ちごゆり…森の中は花盛り。春風の渡る野原、小川にも春の発見がたくさんあります。つくし、たんぽぽ、アゲハチョウ…春の行進が続きます。
メルヘンチックで大人も楽しめる

ねっこぼっこ

派手ではないけれど、かわいらしくて大人も楽しめる絵本です。娘は春に花が咲いたのを見ると、「“ねっこぼっこ”だ!」とうれしそうに言います。春がうれしくなる、メルヘンチックな1冊です。

この絵本のくわしい情報
ねっこぼっこ
  • 作・絵:ジビュレ・フォン・オルファース
  • 訳:秦 理絵子
  • 出版社:平凡社
  • 本体価格:\1,500
<あらすじ>
100年もの読み次がれているオルファースの絵本。貴族の生まれの作者、上品で可愛らしく自然が生き生きと美しく描かれている作品ばかりです。「ねっこぼっこ」は野の花やちいさな虫たち。「さあおきなさい、もうすぐ春がやってくる」大地のかあさんの声で土の中の「ねっこぼっこ」は目覚めます。
季節の行事がよくわかる

こよみともだち

1年を通しての行事がよくわかる絵本です。季節感を味わうのにぴったり。リズミカルな文章も印象的で、息子も楽しんで聞いていました。

この絵本のくわしい情報
こよみともだち
  • 作:わたり むつこ
  • 絵:ましま せつこ
  • 出版社:福音館書店
  • 本体価格:\1,000
  • 対象年齢:3歳から
<あらすじ>
1月さんから12月さんの12人は、一年の変化を楽しみながら、どんどん友だちになっていきます。最終ページ「こよみのいえ」は読者が自分で扉を開けるしかけになっています。
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