寒い日こそ外へ!親子で楽しめる鬼ごっこのバリエーション
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シンプルだけど味わい深い遊び
寒くなってきました…。
屋内でのあそびが増えてくると思いますが、どうしても身体を動かすことが少なくなってしまいます。
さあ、出かけましょう!
無理をすることはありません。寒さを我慢することなく、温かい服装で出かけましょう。
ただし、体温調節がカンタンにできるような服装にしてほしいですね。動いて身体が温まってくれば、1枚脱いだらいいのです。
外で走り回ると身体がポカポカになる、という当たり前の感覚を、幼児期にたっぷりと味わっておく必要があります。
『身体を動かしたら、温まる』
本来誰でも持っている“体温調節機能”をフルに活用できるように、一定温度に保たれている室内から、気温の変化を肌で感じることができる屋外へと。
さあ、出かけましょう!!!
今回は鬼ごっこについて、具体的なあそびを紹介します。
親子でできること、何人かでできること、幼稚園や保育園でやっていること…
どんな場面でも、少し工夫すれば鬼ごっこはできます!まずは、やってみてくださいね!
子どもから、大人まで楽しむことができる鬼ごっこ。
ひとことで『鬼ごっこ』と言っても、シンプルなものから、作戦が必要なものまでいろんな種類があります。
その中で、幼児期に楽しむことができる鬼ごっことは?
年齢が異なれば、身体の操作性やルールの理解度は違ってきます。それによって、鬼ごっこの内容と展開のやり方を変える必要があります。
また、子どもたちは鬼ごっこのどこを楽しんでいるのか?を十分に踏まえた展開を考えていくことも大切です。
【追いかけっこ】
鬼ごっこの原点ともいえるあそびですね。子どもが逃げて親が追いかける、といった様子を公園で見かけます。
捕まらないように…というよりも、追いかけられる(関わってもらう)ことを楽しんでいるあそびですね。
【いない、いないバー!】
両手で顔を覆って、「バー!」と言いながら笑顔を見せる動き。普通は赤ちゃんをあやす時にする行動ですね。
これを鬼ごっこのスタートの合図に応用しました。
「いない、いない…バー!」(ニコニコ笑顔)*2、3回繰り返す
「いない、いない…バ〜!!!」(鬼の登場!表情を変えて、角を指で作って)
鬼が突然現れて、子どもたちはびっくりですが、向こうのマットに入れば「大丈夫!」というルール。
このシンプルな鬼ごっこは、いつ鬼が登場するのか(いつ、逃げたらよいのか)ハラハラする気持ちを楽しむ鬼ごっこです。
つまり、捕まえる必要はありません。安全地帯のマットに入って、「あ〜よかった…」という気持ちを味わうことが次への意欲へとつながります。
ハラハラして、「出た〜!」と逃げて、「よかった…」と安心する。
これを繰り返すことを楽しむ鬼ごっこですね。怖いけど…大丈夫。鬼ごっこの原点を味わうあそびのひとつです。
【焼き芋・焼き栗どっちかな?】
一方は焼き芋のマット、対面のもう一方は焼き栗のマットと決めます。
このような設定でどちらのマットに逃げたらよいのか、を楽しむ鬼ごっこです。
幼稚園、保育園で大人気のあそびです。
「♪焼き芋、焼き栗、ほっかほか♪」「♪焼き芋、焼き栗…どっちかな?♪」
「や、や、や、や…やきいも〜!!」
*子どもたちを食べに(追いかけに)行きます。
焼き芋か焼き栗か、右か左のどっちに逃げればいいのか…が楽しさのポイントです。
みんなで逃げるという展開から、2グループそれぞれが焼き芋と焼き栗に分かれて
一方が捕まえる側、一方が逃げる側という判断を「や、や、や、やきぐり!」という合図によって行うという展開にも応用できます。
鬼ごっこの味わいは、なかなか深いものです。
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- おもしろ運動あそびでバッチリ成長!
- 幼稚園・保育園で子どもたちに“運動あそび”の指導を20年。「モリモリせんせい!」と子どもたちに呼ばれています。年々増えている『親子体操』の指導経験から、親子のあそびの大切さを痛感し、より具体的な遊び方から関わり方までを紹介していきます。
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