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体と頭を活発に!はいはいの次に経験させたい「高這い」

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免疫力アップにも効果的

四つ這いになって、お尻を持ち上げて進む「高這い」。
これは、はいはいの最終段階です。
このステップを飛ばして立っちしてしまう赤ちゃんが多いのですが、ぜひ高這いを経験させてあげたいものです。

お尻を持ち上げる動作は、下半身から上半身へ血液を押し上げるポンプ活動。
心臓から動脈を通じて押し出された血液が足の先まで行ったら、静脈を通じて心臓まで送り返される必要があります。
送り返すには、重力に逆らって押し上げる力が必要です。
下半身から上半身へ、常に送り返す力を身につける。お尻を持ち上げること、床を蹴り上げることを通してポンプ力を獲得。これが、高這いの必要性です。

高這いなしではポンプ力獲得なし、はじめから省エネで生きると決意したようなものです。
免疫力が必要なときも、絶対量の血流が少なければ病気にもかかりやすいということ。
しっかりとポンプ力を身につけてから、2本足になってもらう必要があるのです。

さあ、高這いを促してみましょう!
はいはいをしている赤ちゃんの手の甲にフタをするように、大人の大きな手のひらで、上から包むようにして固定します。
両手ともふさがれた状態になると、赤ちゃんのお尻が、ムグッと持ち上がるような反射の力を出しやすくなります。
この高這いの姿勢で進むと1歩が大きくふみ出せるので、「効率がよい」と気づいたら、どんどん進むようになりますよ。

今度は、赤ちゃんの首の付け根を動かないように固定してみます。
こうすると前に進めないので、赤ちゃんは渾身の力をふりしぼって前に進もうとします。
すると反射的にお尻を持ち上げて、押し相撲のような態勢になります。
両手は床を押し、両足は後ろに向かって蹴り上げ…それでも前に進めないものですから、蹴り足の力+腹筋の力を総動員させようとするのです。

何度かこの態勢を経験するうち、赤ちゃんは高這い姿勢で体を保つコツを覚えます。
背筋とお腹の腹直筋がシャンとしてくると、高這いが自由自在になります。
このシャンとした感覚が、赤ちゃんにとっての無意識の自信となりますし、消化器系の働きが増すようになるので、機嫌も良くなり、脳の働きもより活発になってくるのです。

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