水いぼ

どんな症状?
直径1~3mm程度の、真ん中が少しへこんだ光沢のある白色や透明のいぼが、わきの下やわき腹、首、ひじ、ひざなどにできます。とくに皮膚がすれ合うやわらかい部分では、いぼがつぶれて中のウイルスがほかの部分について広がっていきます。本人だけでなく、プールなどで他人にもうつります。3~4mmぐらいの大きさまで育った水いぼの場合、炎症を起こしてジクジクし、赤くただれることもあります。
原因は?
伝染性軟属腫ウイルスが皮膚に感染して起きる病気です。
家庭でのケアは?
ほとんどの場合、何年かたつと自然に治ります。ただ、ほうっておくと大きくなって数もふえ、かゆみを伴ったりします。その場合はできるだけ皮膚をかかないようにし、非ステロイド消炎剤を広くつけ、なるべく湿疹状態にならないようにしたり、抗ヒスタミン剤や抗アレルギー剤を飲ませたりします。
また、皮膚科に行けばピンセットで1つずつつまんで取ったり、液体窒素で凍らせてくれます。ただし、液体窒素を使う方法は、じっとしていない乳幼児には不向きです。ピンセットで取る方法は痛いうえに出血もあるので、できれば水いぼが小さくて数が少ないうちにとったほうが、赤ちゃんへの負担も少ないでしょう。
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