風疹
- どんな症状?
- 38度前後の発熱とほぼ同時に、赤い小さな発疹が首から始まり全身に広がります。また、首や耳の下のリンパ腺がはれて、触れると小指の先くらいの“ぐりぐり”があります。白目が充血したり、のどが赤くなり痛んだり、軽い咳が出ることもありますが2~3日で熱は下がり、発疹も消えていきます。はしかに似た症状が出るため「三日ばしか」とも呼ばれますが、はしかほど重くはありません。
- 原因は?
- 風疹ウイルスが原因で、くしゃみや咳などで飛沫(ひまつ)感染します。4~10歳の子供に多い病気です。
- 家庭でのケアは?
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風疹ウイルスに効く薬はありません。熱が高いときは脱水症状に気をつけ、水分補給を心がけてください。発疹は多少のかゆみがあります。汗をかくとかゆみが増すため、冷たいタオルなどで患部を冷やしてあげると、汗が止まってかゆみも軽減します。軽く済むことが多い病気ですが、熱がなくても発疹が消えるまでは外出を控えてください。小学校高学年以上の子供や、大人がかかると症状は重くなりがちです。特に妊婦が感染すると生まれてくる赤ちゃんへの影響が心配されますので、感染している子供を外出させないようにしましょう。
また、1歳から予防接種を受けることができます。 - この病気に関連するQ&A
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