結核

どんな症状?
発熱、たんがからんだ、ゼロゼロとした呼吸、食欲不振、顔色が悪いなどの全身症状が長期にわたって見られます。症状はどんどん重くなるので、このような症状が見られたら早めに小児科を受診してください。1歳以下の乳児の場合は、結核性髄膜炎(けっかくせいずいまくえん)を発症して死に至ったり、後遺症を残すこともあるので注意が必要です。
原因は?
結核患者の咳や飛沫の中にある結核菌が、鼻や口から肺に入って感染します。大人は感染しても発病しないことがほとんどですが、乳児はすぐに発病する可能性が高いので、予防が大切です。
家庭でのケアは?
乳幼児の場合は、家族から感染することが大半なので、家族の誰かに長引く咳や微熱があるときは、家族全員で検査を受けてください。結核の予防にはBCGという予防接種があります。生後3ヶ月から受けることができます。
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