川崎病

どんな症状?
全身の血管が炎症を起こす病気です。高熱が5日以上続くほか、赤い発疹が出る、手のひらや足の裏が赤くなりむくむ、くちびるが赤くなる、舌がイチゴのように赤くブツブツになる、目が充血して真っ赤になる、首のリンパ節がはれるといった症状があります。
また、心臓に血液を送り込む冠動脈に瘤(こぶ)ができる冠動脈瘤(かんどうみゃくりゅう)や血栓などの合併症を引き起こし、命にかかわることもあります。
原因は?
原因・予防法ともにまだみつかっていません。0~4歳くらいまでの子どもがかかりやすい病気です。
家庭でのケアは?
川崎病と診断された場合には、入院が必要です。心臓エコー検査をおこなって冠動脈の経過を見ながら、アスピリンやガンマグロブリン(血液製剤)を投与して冠動脈瘤ができるのを予防します。後遺症の検査法や治療法が確立されてきていますが、退院後にも定期的な検査が必要になる場合もありますので、医師の指示に従ってください。
この病気に関連するQ&A
小児科医ユンタ先生のすこやかカルテの最新号がいち早く読める!
メールアドレス 規約に同意して
すこやかカルテトップページへ