水疱瘡(水ぼうそう)
- どんな症状?
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37~38度の発熱とともに、強いかゆみを伴った赤い米粒大の発疹が、最初はおなかやお尻、紙の生え際近くに現れ、半日から翌日までに全身に現れます。頭皮にも発疹が現れるのが特徴です。やがて一粒ごとの水疱へと変化します。熱は高く出ることも、まったく出ないこともあります。
3~4日経つと、水疱は黒いかさぶたになり、かゆみもおさまってきます。かさぶたが取れると皮膚の色素が多少抜けたようなあとが残りますが、成長するにしたがってだんだん目立たなくなります。 - 原因は?
- 水痘ウイルスの感染によって起こる、感染力の強い病気です。月齢が低いうちは母体からもらった免疫を持っていますが、この免疫力は弱いため、生まれたばかりの赤ちゃんでもかかる可能性があります。3~7歳の間が最もかかりやすく、兄弟間での感染、幼稚園や保育園で集団感染することが多いです。
- 家庭でのケアは?
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発疹がかさぶたになるまでは安静にしておきましょう。発疹はかゆみが強いので、かきこわさないよう注意しましょう。熱を下げるためにアスピリンを使うと、肝臓障害や強い意識障害を起こすライ症候群を起こすことがあるので、解熱剤は医師から処方されたものを使うようにしましょう。
1歳から任意で予防接種を受けることができます。接種を受けたお子さんでも感染することがまれにありますが、症状は軽度ですみます。
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