ポリオ
- どんな症状?
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多くの場合は、感染しても明らかな症状が出ない不顕性感染(ふけんせいかんせん)ですみ、免疫ができます。症状が出ても発熱、頭痛、だるさ、のどの痛み、下痢などの風邪のような症状が1週間ほど続くくらいです。
しかし、ウイルスが脳や脊髄へ入り込むと発熱、嘔吐、首の硬直、強い頭痛など髄膜炎症状を引き起こします。重症の場合には手足にまひが起こって後遺症が残ったり、呼吸まひで死亡することもあります。 - 原因は?
- ポリオウイルスが食物などを介して口に入り、腸の中で増えることで感染します。かつては1~2歳の子供がかかることが多く、「小児まひ」とも呼ばれていましたが、大人がかかることもあります。
- 家庭でのケアは?
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ポリオウイルスに直接効く薬はないため、症状をやわらげる薬で治療するしかありません。発熱など風邪のような症状がある場合は安静にして過ごしましょう。
また、抵抗力の弱い乳児のためには予防接種を受けることが一番です。生後3ヶ月から受けることができます。春と秋の年2回、自治体ごとに行われる場合が多く、スポイトでワクチンを飲ませる方法で接種します。公費で受けられるので、予防のために必ず予防接種を受けましょう。
昭和50年(1975年)~昭和52年(1977年)に生まれた人はポリオの抗体価が低いことが判明しているので、自分の子供がポリオワクチンを受ける時やポリオの流行地に行く時は再接種することをお勧めします。 - この病気に関連するQ&A
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