「癒しの子育て」「親育ち」をアドバイス ぴっかりさんのすくすく道場

249.お友だちに「キライ」と言う息子。どう伝えれば、やめてくれる?

おてんきママさんからの相談 4歳8カ月の男の子

マイペースで一人遊びが好きな子です。年中になり、お友だちとも遊ぶのが楽しくなっているようなのですが・・・。はたからみると仲良く遊んでいるのに、家でその子の話をすると、「○○くん、キライ」と言うことがよくあります。本人に向かっても言うので、困っています。
息子は「○○くんは、意地悪するからキライ」と言いますが、たいてい自分が見つけた大事なものを取られた場合に言っています。結局、取られても取り返しているし、そのあとまたすぐ一緒になって遊んでいます。
「嫌なことをされたら、やめてと言えばいい。キライと言われると、お友だちが悲しむよ」とは伝えるのですが、「キライだもん」の一点張り。おとなしくて嫌と言わないタイプの子のことは好きと言い、息子とあまり遊ばない、タイプが違う子のことも、家で話題にすると、「○○くん、キライ」と言います。特にその子との間にトラブルはありません。
すべての子を好きになれとは言いませんが、「キライ」というワードを安易に使わないようにしてもらいたいのですが、うまく息子に伝えられません。どうしたらいいでしょうか?

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ぴっかりさんからのアドバイス

未熟な感情表現

確かに、「キライ」という言葉を連発されると、お友だちやそのママの気持ちを考えたとき、ちょっと困ってしまいますよね。ただ、そんなにキライだったら、一緒に遊ばなくなるはずだと思うのですが・・・。

子どもは、使いこなせる言葉の数が限られ、今の自分の気持ちにぴったりの言葉を選択する力も未熟です。ですから、たとえば、「積み木が崩れて悔しい」も、「叱られて悲しい」も、「眠くて不快だ」も、みんな「ママのバカ!」という表現になってしまうことがあるのです。

ご相談のお子さんの「キライ」も、大人が考える意味とはちょっと違ったニュアンスで使われているような気がします。「意地悪するから、キライ」というのは、「意地悪するから、嫌だ」という意味なのではないでしょうか。

ホンネの表現の大切さ

親として、「嫌だ」というワードなら許容できるのか否か? そこは問題ですね。ひょっとしたら、「それも好ましくない。お友だちとは仲良くして欲しい」というのであれば、様々なマイナス感情の表現を制限しなくてはなりませんが・・・。

小さな子ども同士の関係は、人間関係のやりとりがまだ未熟な分、危険がいっぱいです。
いきなりおもちゃを取られたり、押されたり、抱きつかれたり・・・。ですからストレスを抱えてしまうことが多いのです。

そんな時、ママに対してお友だちのグチを言うことは、心のリフレッシュになります。
それがたとえ“悪口”みたいであっても、子どもにとっては単なるグチの一つ。それで気持ちがリセットできれば、また何事もなかったかのように仲良く遊び始めること
ができるのです。

ぴったりの表現を伝えていく

お友だちに関するグチを、ちゃんとママに伝えられるお子さんのほうが、ストレスを溜めにくく、かえって、お友だち関係は伸びやすいのです。ですから、「ああ、そんな気持ちなんだね」と認めてあげていいのです。

もっとも、ホンネの表現がぶれてしまっている場合は、「あなたが表現したい気持ちって、『〇〇〇〇』と言った方がピッタリなんじゃないかな」と教えてあげるのは悪いことではありません。ただし、それが身につくかどうかは、ある程度の時間がかかることがありますので、長い目で見てあげてくださいね。

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