「癒しの子育て」「親育ち」をアドバイス ぴっかりさんのすくすく道場

221.お友達となじめないのは、言われたことが理解できないせい?

むーさんさんからの相談 5歳7カ月・女の子

一人娘(年長)のことで悩んでおります。娘は早生まれであることもあってか、言葉が足りなかったり、思ったことをすぐ口にしてしまうため、なかなかお友達となじめません。また不快に思ったお友達からきついことを言われたり、仲間にいれてもらえないこともよくあります。
ですが、それを全く気にしていないようで、悲しいと言ったり、落ち込んだりすることはなく、一人でも寂しくないと言っています。
ずっとがまんして私に心配をかけないようにしているのだと思っていたのですが、そうではなく、今自分が言われたことやされていることが理解できていないのではないかと思うようになりました。だからいつまでも同じことを繰り返すのではないかと。いつも何かに気をとられて自分のするべきことを忘れてしまい、周りの様子に気づくことができません。来年は小学生なので心配です。

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ぴっかりさんからのアドバイス

お友達との関係は、親子関係の延長

子どもは人との関わり方を、親子関係の中で学んでいきます。たとえば、親に甘えることができるようになると、友だちにも甘える(遊びの輪の中へ入ろうとする)ことが増えてきます。
また、親に対して自分の気持ちが表現できるようになってくると、友だちへの自己表現も上手になってくるもの。ですから、子どもの友だち関係をなんとかしたいと思う時は、まずは、親子関係の改善から考えてみるのも手ですね。

「ごめんなさい」が言えるかな?

ご相談のお子さんは、「お友達からきついことを言われたりしても、それをまったく気にしていないようで、悲しいと言ったり、落ち込んだりすることはない」ということですが、お母さんに叱られたときはどうでしょうか?
お母さんに叱られた時、気にしたり、落ち込んだりできるのならOKですね。腹を立てたとしても、最終的に「ごめんなさい」が言えればいいでしょう。こういった親子間の気持ちのキャッチボールは、お友達関係の基礎ですから。
でも、叱られてもまったく気にしなかったり、悲しみも落ち込みもしない…のだとしたら、まずは親子関係が課題だと言えそうです。このコーナーでも何度かお伝えしていますが、こういったタイプのお子さんは、甘え上手になってくると「ごめんなさい」が言えるようになってくることが多いのです。

子どもなりの試行錯誤も大切

親子関係がOKだとしたら、子どもなりの試行錯誤にまかせるしかない部分が大きいのではないでしょうか。本人が落ち込むなり、傷つくなりして、本気で自分を反省せざるを得ない状況になるまでは、「いくら言っても無理」ということも考えられます。
親としては、当然、「早めに教えて、本人がつらい思いをしないように」と思いますね。でも、いくら教えても伝わらない場合は、「時が満ちる」ということが必要なのかもしれません。子どもの側の“準備”が整うまで、待つしかないこともあるのです。
今のうちから、イライラばたばたしていると、時が満ちたときに、エネルギー切れになってしまうかもしれませんね。そうなると、「ほら見なさい! お母さんの言うことを聞かないからだ!」みたいな冷たい言葉を浴びせてしまうかも。
待つしかないときは、“時間の神様”にまかせて、エネルギーを節約してみるといいでしょう。そして時が満ちたときにこそ、ピンチ脱出の道を、お子さんと一緒に考えてあげてほしいなあと思います。

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