「癒しの子育て」「親育ち」をアドバイス ぴっかりさんのすくすく道場

021.落ち着きがありません

2hkkさんからの相談 4歳9ヶ月の男の子

初めまして。4歳9ヶ月と2歳の男の子がいます。上の子のことでご相談です。保育参観に行ったのですが、みんなで歌ったり先生の話を聞くときにじっとしていられず、ごろごろ寝そべったり、お友達にちょっかいを出していました。

「お話を聞いてもらえないとかなしいでしょ?椅子に座って」と言ってもふざけるので、結局きつくしかってしまいます。家に帰って話すと、「今度はちゃんとする」と言いますが、毎回同じです。

他のママたちには「リラックスしてるね~」と、先生からは「お母さんが来てテンションが上がっちゃうからでは?」と言われます。きちんと座って話を聞けるようになってほしいのですが…。

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ぴっかりさんからのアドバイス

こんなわが子の状態を見たら、飛んでいって、しかりつけたくなりますよね。でも、他の人がたくさん見ている保育参観ではそうもいかず…。お母さんとしては冷や汗タラタラだったことでしょう。

先生の言葉からすると、普段はそれなりにやっているのでしょうか。お母さんが見に行った時だけくずれてしまうのかな?

時々こういう子どもの相談を受けます。「運動会の練習がんばってますよ!」という先生の言葉に、期待に胸をふくらませて見に行ったら、泣きわめいて参加種目ゼロだったり。それまで順調だったのに、発表会当日だけ大おふざけで、劇を台無しにしてしまったり。

普通だったら、お母さんが見に来た時こそ張り切って、いつも以上にがんばってくれそうなものですね。お母さんがいると甘えが出てしまうのか。本番に弱いタイプなのか…。

一般に、落ち着きのない子どもには、3つのタイプがあるようです。1つめは、興味関心がたくさんあるので、つい体が動いてしまうタイプの子ども。2つめのタイプは、緊張が足りなくてリラックスしすぎの子ども。ご相談のお子さんの場合、この2つめのタイプの子どものように見えますが…。ただ、こういう子どもはしかって気合いを入れると、わりとしっかりできるようになるものです。

落ち着きのないタイプの子どもには、3つめのタイプがあります。それは意外にも、「緊張しすぎているので落ち着きがなくなる」というタイプの子どもです。大人だって心配事があると、じっと座ってなんかいられず、部屋の中をウロウロしてしまうことがありますよね。また、初めての場所で、知らない人に囲まれたような場面では、そわそわ、モジモジしてしまうものです。

ただ、こういったタイプの子どもの場合、心の緊張が「妙にニヤニヤしたり、ハイになったり、だらだらしたり…」というような形で表れてくるので、とてもわかりづらいのです。でも、体を調べてみると、部分的に強く緊張しているので、妙にくすぐったがり屋だったり。

こんな子どもの場合、あまりしかりすぎると、かえって緊張が高まり逆効果になることがあります。緊張を和らげるためには、パパやママとのじゃれ合い遊びや、ベタベタ甘えっ子遊びがいいでしょうね。

ただ、こういうタイプの子どもは、「甘えてもよい場面で、あまり甘えてこようとせず、甘えられては困る場面で、しゃんとしてくれない」という逆転現象が見られます。だから、誘ってものってきてくれないような場合でも、しつこくつきまとってあげてくださいね。

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本名は萩原光(はぎはらこう)氏。1956年兵庫県生まれ。早稲田大学卒。13年間の公立小学校教師経験の後、 自宅で子育て相談室(シャローム共育相談室)を開き、多くの親子の立ち直りを支援してきた育児の専門家。 メルマガ『 癒しの子育て・親育ち便り』、 ホームページ『ぴっかりさんの子育て相談室』は、 子育て中のパパ、ママに大人気。現在、日本抱っこ法協会理事。 新刊『しあわせ親子研究所・子育ての悩み、み~んな解決!』が主婦の友社から絶賛発売中!
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