「癒しの子育て」「親育ち」をアドバイス ぴっかりさんのすくすく道場

240.大きな声でしゃべり続ける。個性として許容?注意すべき?

しまうまさんからの相談 4歳3カ月・男の子

息子は小さい頃からとてもエネルギッシュで動きも大きく、よく笑います。下の子が生まれてからは嫉妬心が強く、自分を見て!抱っこして!という要求が多く、下の子に手を出すことも多々あります。できる限り要求には応えるように務めていて、息子は素直に自分の気持ちを出せていると感じています。
お喋りな子で、寝てる時以外はずっと喋り続けていて声も大きいです。社交的で、外でもいろんな人に話しかけるし、遊んでるときに叫ぶこともあります。迷惑になるような場合は注意していますが、私自身は広い公園や遊びの範囲であればあまりうるさく注意することはしておらず、子どもらしく大きな声を出して発散させることも必要かなと思っているのですが、注意すべきなのでしょうか。
最近は普通に話す声も大きく、興奮状態という感じです。すごくうるさいと感じますし、他人にも大きな声で話すのはみっともない、と注意されます。中耳炎もしているので聞こえが悪いのかと思ったのですが、小さな声も聞こえているようです。
これは何か原因があって一時的なものなのか、個性であって許容されるものなのか、大きな声は子供であってもちゃんとしつけるべきなのか・・・教えてください。

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ぴっかりさんからのアドバイス

個性だとしても

いろいろなタイプのお子さんがいますが、子どもって基本的にうるさいですよね。
「周囲の状況をうかがいながら、声の大きさを調節する」という技は、年齢的に見てもまだ難しいことが多いでしょう。

とはいえ、病院やスーパーの中など、大声だと迷惑になってしまう場所では、声の大きさを調節するように注意することは必要でしょう。幼稚園などの集団行動の中でも、許容限度を超えるような大声は迷惑になってしまいますね。

たとえ個性であったとしても、まわりに迷惑であれば「これはうちの子の個性なんだから、認めろ!」と開き直るわけにはいきません。そういう意味であれば「大きすぎる声は、たとえ子どもであっても少しずつしつけるべき」でしょうね。

“まぎらわし”としてのおしゃべり

ただ、子どもの行動が「本当に個性から来るもの」だとしたら、どこか可愛らしくて許せてしまうようなところがあるもの。それが、妙に意固地だったり、こだわりが強かったり、限度がないような感じだったりする場合は、「実は本当の個性ではない」ことが多いのです。

相談のお子さんは、もともとおしゃべり好き・行動的という面はあるかもしれません。でも、それがエスカレートしている感じからすると、大声でしゃべり続けることによって緊張や不安をまぎらわしている(ごまかしている)ような気がします。

「こわい」「はずかしい」「さびしい」といったマイナス感情を抱えながら、それを表現せず、平気なふりをして頑張り続ける子。そういうタイプの子が、緊張や不安をまぎらわすのに「しゃべり続ける」「動き続ける」という手段をとることがあるのです。

自力解決の努力

ふつう子どもは、抱っこをしてあげるとフッと体の力が抜け、おしゃべりが止まり、リラックスできるもの。しかし、どこか「あまり甘えてはいけない」と思っているタイプの子は、抱っこをしてあげても力がゆるまず、なかなか落ち着けないのです。

動き回ったり笑ったり、大声を出したりすることによって、確かに発散はできます。
でも、慢性的な緊張・不安の発散には、ママにゆったり甘えたり、ママのところで泣いたりする必要があるのに・・・。

ひたすら自分のペースでしゃべったり動き回ったりしている様子は、「ママ、ボクの緊張は、自分で何とかするから大丈夫!」とひとりで頑張っている涙ぐましい努力の表れ。そんなふうにお子さんを見ていくと、どう接してあげればいいかが分かってくるかもしれませんね。

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