「癒しの子育て」「親育ち」をアドバイス ぴっかりさんのすくすく道場

070.「バカヤロウ」という言葉をつかいます

ニコニコママさんからの相談 3歳8ヶ月の男の子

3歳8ヶ月の長男と4ヶ月の長女を持つ35歳の母親です。長男の言葉づかいについて、相談したいと思います。

長男は1歳から保育所に通っていますが、今年4月に3歳児クラスになってから、「バカヤロウ」など、言葉づかいが悪くなりました。「バカヤロウ」と話す家族はいないので、集団生活の中で覚えた言葉と思います。

私は「バカヤロウ」という言葉がとても嫌いで、子どもから言われると頭にきてしまい、大喧嘩になってしまいます。よく「汚い言葉を使うようになったら、無視していればそのうち使わなくなる」といったアドバイスを聞きますが、無視してもいっこうに直る様子がありません。

6月に妹が生まれたこともあり、長男のストレスもたまっていると思いますが、どうしたら悪い言葉をやめさせることができるでしょうか。来年からは幼稚園に通う予定ですが、保育所をやめても悪い言葉は直ることはないのでしょうか。アドバイスをお願いいたします。

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ぴっかりさんからのアドバイス

悪い言葉・・・で、思い出すことがあります。うちの娘も1歳から保育園に行っていましたが、年長の時の個人面談で、「Nちゃん、やっとこのごろ、悪い言葉を使えるようになってきたんですよ。成長ですね」と先生に言われたのです。

緊張しやすくてなかなか友だちと遊べず、一人遊びが多かった娘。自分に自信がなく、壁を作ることによって自分を守っていくしかないような段階では、良くも悪くも、お友だちのマネをしようとはしないのです。でも自信がつき、「壁を取っぱらってもだいじょうぶ」と思えるようになると、人のマネを始めるのです。

しつけの面で、「悪い言葉は使っちゃダメ」と教えることは必要ですね。でも、いくら教えてみても直らないとき、そこには“子どもからのメッセージ”が隠されていることが多いのです。

3歳といえば反抗期。反抗期は自立期でもあります。でも自分という存在を主張したいという意欲が高まっても、最初は表現力も未熟。そんな段階では、「バカヤロウ」という短くても強烈なインパクトのある言葉を、つい使いたくなってしまうのかもしれませんね。

だとしたら、表現力が伸びてくると、もうちょっと“ましな表現”ができるようになってくることでしょう。もっとも、“ましな表現”と言っても、「ママなんか、嫌いだ!」とか、「もう保育園なんか行かない!」といった感じだと思いますが。

また、赤ちゃんができて、「ママを取られてしまったようで寂しい。悔しい」という気持ちもありそうですね。そうならそうと言えばいいのに、言い出すことさえ悔しいようなときも、子どもは「バカヤロウ」と言うのです。

この時期の子どもは、ママに怒りをぶつける形で自己表現のパワーをつけたり、自立に向かう不安を解消していくものです。だから言葉そのものにとらわれず、その裏にあるメッセージを読み取っていくようにすると、カッカすることも少なくなってくるのではないでしょうか。

それでも、「バカヤロウ」と言われて、つい本気で腹を立ててしまうようなら、ママ自身が抱えている“苦しさ”のせいかもしれません。「バカヤロウ」にまつわる“嫌な体験”を引きずっているとか、「できることなら、私の方こそバカヤロウと叫びたい!」というストレスを抱えているとか…。思い当たるふしはありませんか?

昔の青春ドラマでよく“海岸で夕日に向かってバカヤロウ!と叫ぶ”シーンがありましたが、大人だって「バカヤロウ」と叫ぶと、ちょっとスッキリするようなことって、ありますよねえ。

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