「癒しの子育て」「親育ち」をアドバイス ぴっかりさんのすくすく道場

105.とにかく怖がりです

おぎまきさんからの相談 6歳4ヶ月の女の子

非常にこわがりです。5歳の時には、「ちょっと待っててね」と大人が車から降りると大泣きし、最近は大丈夫になってきたものの、まだ怖がっています。また「事故、事件」という言葉に敏感で、大人の世間話に事件性があると感じると、子ども同士で遊んでいても、気になってしつこく聞いてきます。最近では、「フセイン大統領処刑」というTVニュースを聞いて以来、ニュースが怖くて耳をふさいで「消して!」と半泣きです。他にも突然、「なんだか怖いことを思い出して気になる」と言います。どんなことを思い出したのか聞いても、「話はできないけど怖い」と言います。どう対応したらよいのでしょうか?

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ぴっかりさんからのアドバイス

どうして怖がりさんになるのか

怖がりになる原因の多くは、生まれつきの繊細さ、感受性の強さにあります。でもいろいろ経験を積むうちに、だんだん「心の力」がついてくるものですから、基本的には子どもなりの成長を見守ってあげるしかないですね。

ところが中には、年齢とともにますます怖がりになっていく子どもがいます。こういう子どもは意外なことに、「怖い経験をしても平気なフリをしてがんばろう!」と無理をしていることが多いのです。

不安を抱え込みやすいタイプの子ども

転んですりむいた時、お留守番や初めての入園など、“ふつうの泣き虫さん”だったら大泣きしますよね。泣くことは心の痛手の修復作業ですから、こういう子どもはだんだんと怖がりさんではなくなっていくはずです。

ところが、そのような場面で本当は泣きたいのに平気な顔でいる子どもがいます。そして、お母さんが気づかないうちに“泣きたい気持ち”を溜めこんでしまうと、「何でこんなことで怖がるのだろう」と思うような妙なタイミングで、それが吹き出してくるのです。

また、泣き方にも特徴があります。ギャ〜ッという叫ぶような泣き方は、のどに力を入れて、泣くのを無理に止めようとしているから。お母さんが慰めてあげようとしても、「ほっといて!」というような行動をするのも、泣き下手さん・甘え下手さんだからです。

「こわい!こわい!」と、いっぱい言っていいよ

このような子どもには、「怖くないでしょ!」「これぐらいで泣かないの!」と接すると、かえって恐怖心を抱え込んでしまい、逆効果になることが多いのです。むしろ「怖い時は“こわい!”って言っていいよ」「いっぱい泣いた方がスッキリするよ」と言ってあげた方が、不安を吐き出しやすくなるのです。

そのうち、本当に怖いのは何かということを打ち明けてくれるようになるでしょう。そういう時は、「ああ、そうだったんだ」と受けとめてあげてくださいね。お母さんに共感してもらうと、子どもは自力で恐怖心を乗り越えていくことができるのです。もちろん、ある程度時間はかかりますが。

芸術や文化の分野で活躍する人は、子どもの頃、怖がりさんだったという人が多いようですね。怖がりさんの子どもの“感受性の強さ”は、“ステキな感性”と紙一重なのです。ですから、ぜひその個性を良い方向に伸ばしてあげたいですね。

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