「癒しの子育て」「親育ち」をアドバイス ぴっかりさんのすくすく道場

138.友だちとうまく関われず、いらだって手をあげます

ポンチッチさんからの相談 3歳9ヶ月の女の子

夫 、私、娘の3人家族です。娘には言葉や遊び方に遅れがあり、幼稚園ではお友だちとうまく関わりを持つことができず、いらだって手をあげるようです。また、泣いている子がいると耳をふさいだり、衝動的に手をあげるようです。公園でも私が見張っていないと、いつ誰に怪我をさせるかわかりません。娘自身は自由に行動したいので「ママあっち行って!!」と言うし、私もほかのママたちと会話もできず孤独感を味わっているので、できることなら解放してあげたいのですが…。とにかく今は手を出す前に止める、出してしまったらなぜ出したか子どもの気持ちを代弁してあげる、だめなものはだめと叱る、お友だちに一緒に謝りにいく、を繰り返しています。でもなかなか直らないし、娘自身の今後のお友だち付き合いを考えるとかわいそうなので、何かいい方法があったら教えてください。

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ぴっかりさんからのアドバイス

友だちに対する不安や緊張

たとえ言葉や遊び方の理解に遅れがあっても、気持ちが安定しているお子さんは、なんとなくみんなと一緒にいることができるものです。見よう見まねの行動でも、けっこう楽しんでいたり…。

幼児の遊びでは、言葉や遊び方の理解は、実はそれほど大きな役割は果たしていません。ちょっとしたことで笑ったり、ふざけあったりが楽しいのです。そういった自然な流れに乗っていけないとすれば、能力的なことより、気持ちの問題が大きいのでしょうね。

こういう感じのお子さんは、心の中に不安や緊張を抱えていることが多いのです。それにもかかわらず平気なふりをして、自分だけで何とかしようと無理をするので、ストレスでいっぱいになり、つい手が出てしまうのです。

お母さんに助けを求められるように

友だちに対して不安を感じる子が、すべてこういった行動をとるわけではありません。甘え上手の子だったら、1人で無理をせずに大人(お母さんや先生)の前でぐずったり、一緒に来てと要求したりするはずです。大人に助けを求めてくる子は、かえって友だちに慣れていきやすいのです。

相談のお子さんも、きっと本当は「友だちとうまく遊べないよぅ」とベソをかきたいのでしょう。泣いている子を嫌がるのは、抱えこんでいる“泣きたい気持ち”が刺激され、自分も泣いてしまいそうになるからなのです。

「ママあっち行って!!」という言葉も、1人でがんばろうとつっぱっていることの表れなのだと思います。本当は不安で、「ママ来て!」と言って助けてもらえばいいのに…。無理をしているのでしょうね。

甘えが進むと、自立しやすくなる

発達の遅れが心配だと、つい「早く自立させなくては」という感じの子育てになってしまいますね。でも、発達が心配な子どもの多くは、泣き下手・甘え下手で、そのためにかえって不安や緊張が高くなり、“自立”が“孤立”になってしまう傾向があるのです。

まずは、「お母さんや先生に甘えたり、助けを求めたり」ということを誘っていくのがいいでしょうね。そのほうが気持ちが安定してきて、かえって自立へと向かう足取りがしっかりしてくるはずですよ。

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