「癒しの子育て」「親育ち」をアドバイス ぴっかりさんのすくすく道場

156.よく「すごい?」と確認してきます。自信がないのでしょうか

もぐもぐさんからの相談 4歳4ヶ月の男の子

「すごい?」「すごいでしょ!?」「面白い?」と、自分の行動を確認してきます。自信がないのでしょうか? 小さい頃から、すごいね〜とたくさん言いながら育ててきました。そのせいか、人の目や評価を気にすることが多いです。
性格は、ひょうきんで明るいのですが、内弁慶です。無邪気に遊ぶというより、頭で考えて動く感じです。兄弟はいません。お友達との関わりは、誘われると喜んで遊ぶのですが、自分からはなかなか。4月で保育園生活が1年経つのですが、だいぶ自分からも遊べるようになってきました。
いつも、「すごい?」と聞かれたら、「すごいね〜」とかえします。評価ばかり気にする子にはなってほしくないのですが、どう接してよいのかわかりません。ちなみに3歳の頃「なんですごいの?」と聞き返されたことや、ちょっと照れながら「すごくないよね〜」と言うこともありました。

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ぴっかりさんからのアドバイス

“ほめる育児”が行きすぎると

「子どもの良いところに目を向け、ほめて伸ばしていく」というのは、いわば育児の常識。でも確かに、それがあまりにも行きすぎてしまうと「親の価値観の押しつけ」といった弊害が出てくる可能性がありそうです。

また、「子どもの成長を促そう」という考えのもと必死でほめ続けるような感じになると、どこか緊張した親子関係になってしまいそう。ホンネの気持ちでほめたくなったらほめるけれど、無理してまではほめないというアバウトな感じの方が、かえって子どもはのびのびと育っていくのではないでしょうか。

子どもがほめてもらいたがる時

もっとも、子どもの方から、ほめてほしいと要求してくる場合があります。たとえば、何を描いているのだかわからないような下手くそな絵を持ってきて、「じょうずでしょ!」と目を輝かせる子ども。こんな間抜けで可愛い行動は、自己肯定感にあふれた子どもの特徴です。

また、相談のお子さんのケースのように、自信がない子どもが、親に賛同を求めることによって安心感を得ようとすることがあります。育て方のせいというより、生まれつき自信を持ちにくいタイプのお子さんなのでしょうね。

「人の目や評価を気にする」のは、他人から肯定してもらうことによって自信のなさを補おうとする子どもなりの“生活の知恵”。ですから、そのリクエストに応えてあげてきた今までのお母さんの育て方は、けっして間違っていなかったと思いますよ。

お子さんなりの成長を信じて

豊かな感性を持っていたり、独創的な発想をする子どもは、自信が育つのが人よりゆっくりペースであることが多いようです。そういうタイプの子どもは、いろいろな経験を積む中で自分の力で自信を育てていくのです。

「人からの評価で安心する」というのは、それまでの間に必要な安全策。「すごい?」「すごいね〜」というやりとりは、“安心のための儀式”のようなものですから、お子さんの成長を信じ、気軽に“儀式”につきあっていてあげていいのではないでしょうか。

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コメント
    • はっとしました。

      子どものしていたことを、ちゃんと見てなくて、ただ、結果だけを見て、軽い気持ちで、「すごいね」と言っていました。

    • 2009年04月09日 09:28
    • ぱくぱくさん
    • 子供のしていたことをちゃんと見てあいて、どこがどうすごいのか、言ってあげてますか?

    • 2009年04月08日 12:48
    • TK
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