「癒しの子育て」「親育ち」をアドバイス ぴっかりさんのすくすく道場

205.両極端な行動の息子に、どう接していけばよいか迷ってしまう

まいりーさんからの相談 3歳4カ月の男の子

3歳の息子が来年から幼稚園に入園します。息子はどちらかと言うとおとなしく、気が小さいと思います。母親がいなくても平気でどこでも行ってしまうことがあって困ると思っていたら、今度はママがいないとどこにも行けない状態になったりして、その差に悩まされます。平気なときはスーパーで自由に行動してしまうなど、知らないお友達の中にもすんなり入っていったりします。離れられない時は家でもどこにいても常に私の居場所を確認して、知らないお友達の中には母親無しでは入っていけません。
離れない時には、自分の大好きだった遊び場でさえ遊べなくなってしまいます。こういったことが1カ月ぐらい続いて必ずやってきます。
うちは主人の出張が多く、何カ月も留守にすることがあります。その間に私の母親が数カ月来る事があり、私も実の母親なので甘えてしまい、息子の世話もしてもらうことが多いです。息子にとって父親は一番大好きな存在だと思います。
来年に入園を控えていて、私に今してあげられる事が何なのか、なにが正しいのか悩んでます。やはり出張と私の母親への甘えが息子を心境を変えさせるのでしょうか。私がこうやって悩んでいることも悪影響だと思います。

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ぴっかりさんからのアドバイス

2つの気持ちのカットウ

積極的すぎる行動をとるかと思えば、消極的すぎる行動をとることもあったりで、お子さんの気持ちをどう理解してあげればいいのか、戸惑ってしまいますね。でも、こういう感じのお子さんは、実は2つの気持ちが心の中でカットウしているのです。

ひとつめの気持ちは、不安や緊張。基本的には繊細な心を持つお子さんで、「緊張しやすい恐がり屋さん」なのではないでしょうか。そういう意味では、「ママにべったり」という行動の方が、よりホンネの気持ちを表現できているのではと思います。

もうひとつの気持ちは、「ママから離れてがんばりたい」という気持ち。人一倍不安や緊張が強いにもかかわらず、その一方で、平気なふりをしてがんばりたいという思いも強いのではないでしょうか。

ガマンのリバウンド

ママから離れて勝手にどこかへ行ってしまう時、平気そうな顔はしてはいますが、実は心の中は不安な気持ちでいっぱいです。それにもかかわらず、不安な気持ちを心の奥に押し込めて、無理に平気そうな行動をするのです。

しかしそういった行動をとり続けると、溜め込んだ不安で心の中がいっぱいになってしまいます。そうなると、“溜めて溜めて、ドカン”現象が起こり、一気に不安な気持ちが飛び出してくるのです。

ところが不安な気持ちが吐き出されると、少し心に余裕がでてきます。するとまた、平気な顔をして無理をし始めるのです。でも、無理をする時期が1カ月ほど続くと、また不安がドカンと爆発・・・という繰り返しなのでしょう。

ママを助けたい

平気な顔をしてがんばってしまうお子さんは、たいてい“ママ思い”の子どもです。「ママの足手まといになるのは申し訳ない。だから、ママがいなくても平気になりたい」という思いが強すぎるので、無理に頑張ろうとしてしまうのです。

「息子にとって父親は一番大好きな存在だと思います」とおっしゃっていますが、ご主人がいなくて不安なのは、むしろママの方ではないでしょうか。そのことを、お子さんはちゃんと感じていて、平気なふりをしてママを助けたいのだと思います。

どうぞ、お子さんを抱きしめてあげてください。そして、「ママを助けようとしてくれて、ありがとう。でも怖い時は、こわい!って言って、ママに甘えていいんだよ」と伝えてあげてください。そうすれば、きっとお子さんの行動に変化が出てくるはずですよ。

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